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岐阜連覇狙う帝京大可児、『NIKE ACADEMY TOKYO』トレーニングで1本の精度、相手のバランス崩す意識高めて初戦へ

ゲキサカ / 2017年5月18日 19時25分

 選手たちは意識高く臨んでいたが、1タッチを交えたパス交換、ギャップへのパスで守備ラインを突破しようとした際に技術ミスやタイミングのズレが多見する内容に。久保は「自分たちのミスの多さとか質の低さというのはちょっと出たかなと思います。これからインターハイとか全国行った時に上のチームとやるとなった時にもっと質を上げていかないと、チャンスも作れないし、上にはいけないなと思います」と語り、攻撃の軸の一人である西尾も「プロはやっぱり考えていることが違うなと思いました。一つのことでも試合をイメージしてやっていたりしているので、見習いたいです。日頃から意識していきたい」とよりこだわってトレーニングすることを誓っていた。

 今回のトレーニングは帝京大可児がこれから臨む戦いにおいて重要なものだった。個々の技術レベル高く、伝統的にポゼッションスタイルを特長とする帝京大可児は県予選でもボールを支配することが濃厚。だが、過去には圧倒的にボールを握りながらも対戦相手にゴール前を固められて、逆にセットプレーやカウンターから失点して敗れたこともある。

 それだけに主将のMF本多訓大(3年)は「岐阜県のチームと対戦する時は相手が引いてくるという場面があるので、それを意識してこのような時期にこういうトレーニングをさせて頂いて、一人一人選手のゴールを取るという意識や、時間内に、延長まで行かずに勝ち切るという意識が身についたと思うので良かったと思います」と語り、堀部直樹監督も「いい刺激になったと思います。(コーチ陣の)教え方が上手なので選手も納得しながらやったのかなと思います。(普段行っているトレーニングの)ゴール前のかかわりでシュートまで1タッチのイメージがちょっと具体化したかなと。繋がったことは良かったです」と頷いていた。
 
 小島ヘッドコーチが驚いていたのは帝京大可児の選手たちのトレーニングへの取り組む姿勢と吸収力の高さだ。「最初から凄く自主性があるというか、誰かに乗せられるんじゃなくて一人一人が向上心を持っているなというのがあったので、落とし込むまでの時間が凄く短くて、積極性があったのでコラボレーションできたという感覚がありました。NIKE ACADEMYとしては単純にメニューをこなすのではなくて、取り組み方や、こうやって取り組んだらこういう発見があるよということも含めて僕も伝えたかったので、何を意識するかや、集中することなど、みんな良く取り組んでくれたのでこのまま続けて欲しいです」と語っていた。堀部監督も「目指しているものも高いので、(彼らから)いいものを取り入れたいという意識は感じますね。大人が言った色々なことを『いいとこ取り』して自分のものにしようという姿勢がある」という“学ぶ意識高い”チームは、今回のトレーニングで得た知識、感覚を公式戦で活かして一つでも多くのゴールを奪い、岐阜の戦いを勝ち抜く。

(取材・文 吉田太郎)★『NIKE ACADEMY特設ページ』はこちら
●【特設】高校総体2017

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