1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

J注目FW高橋が先制の直接CK!神村学園がセットプレー3発、被シュートゼロで鹿児島準決勝突破!

ゲキサカ / 2017年5月26日 19時32分

前半34分、神村学園高はFW高橋大悟主将が直接CKを決めて先制

[5.26 全国高校総体鹿児島県予選準決勝 神村学園高3-0 鹿児島高 鹿児島県立サッカー・ラグビー場A]
 
 平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)への出場権を懸けた鹿児島県予選は26日に準決勝を行い、新人戦との県内2冠を狙う神村学園高がJ注目のエースFW高橋大悟主将(3年)の先制CKなどによって鹿児島高に3-0で快勝。神村学園は27日の決勝で鹿児島実高と戦う。

 どの相手でもサッカースタイルを変えずに「攻め倒す」ことを目指す神村学園が、11年度以来6年ぶりとなる全国総体出場へ王手を懸けた。この日は中盤の並びを変えてMF田畑拓武とMF原田啓史(ともに3年)のダブルボランチで試合に臨んだ神村学園は前半から完全にボールを支配。サイドを変えながら横の揺さぶりをかけて、相手の守りに穴を開けようとする。

 そして、右MF中上黎士と左MF山中映人(ともに3年)の仕掛けや左SB大迫龍太(3年)の縦へのドリブルも活用しながら攻めた。15分には中上がDF2人を振り切ってPAへ持ち込み、20分には原田のインターセプトから1人で持ち込んだ山中の左足シュートがクロスバーを叩く。

 その後もFW大山尚一(3年)の左クロスに高橋が飛び込んだり、大山がドリブルシュートを放つなど攻めたが、鹿児島も最終ラインと中盤の選手が相手を挟み込んでボールを奪うなど好守によって対抗。特にCB勘場洸志主将(3年)とCB武田章吾(3年)の両DFがカバーリングやボールを奪い切る部分でも健闘して、チームを勇気づけていた。

 神村学園は攻めながらも1点が奪えない展開。だが原田と田畑がよくボールを奪い取っていたほか、最終ラインで存在感を示していたCB中島賢悟やCB野見山智也(ともに3年)が相手に攻撃機会を与えない。警戒していた鹿児島MF新井太陽(3年)にも全く仕事をさせなかった。

 そして、厳しいマークを受けていた注目エースがセットプレーでゴールを奪う。34分、神村学園は右CKを得ると、キッカーの高橋が味方選手たちにゴールエリアに固まるように指示。そして左足を振り抜くと、ボールは好守を見せていたGK米澤将(2年)の頭上を越えてそのままゴールネットに吸い込まれた。

「(スコアボード上部の)旗が風で強く揺れているのが見えたので、強く吹いた時に狙いました」という高橋を中心に神村学園が歓喜を爆発させる。この貴重な1点によって神村学園が1-0で前半を折り返した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください