“遅すぎる台頭”に辛口エール、麻也「若いセンターバックは頭数が少ない」
ゲキサカ / 2017年6月6日 21時21分
新たな競争を歓迎しつつ、“遅すぎる”台頭には苦言も呈した。7日のシリア戦(味スタ)に臨む日本代表からはセンターバックで常連のDF森重真人が落選。DF吉田麻也(サウサンプトン)はだれとコンビを組むかについて「僕も分かりません」としたうえで、「どの選手とやるにしても連係面を深めないといけない」と語った。
相棒候補の一人であるDF昌子源については「(昌子)源はスピードもあるし、強さもある。コーチングも良い」と評価する一方、「あまりパートナーを組んでやったことはないので、試合前に詰めて、試合をやりながら微調整していかないといけない」と指摘。同じくDF槙野智章については「センターバックで組んだことはあまりないけど、より特徴は把握している。お互いのいいところを引き出して、お互いのウィークポイントをカバーできれば」とイメージした。
24歳の昌子に加え、22歳のDF三浦弦太もA代表に初選出された。若手の台頭にも「もっと早く出てこないといけないと思っていた」と率直に話す28歳は「(昌子)源にしても三浦くんにしても、このチャンスを生かさないといけない。現状、若いセンターバックは頭数が少ない」と、物足りなさも感じていた。
「あとは本人が(チャンスを)つかむかどうか」。吉田自身は若手主体で臨んだ10年1月6日のイエメン戦でA代表デビューを飾ったが、代表に定着したのは11年1月のアジア杯から。「僕の場合は闘莉王さん、中澤さんが抜けたあとでセンターバックが少なくて、いきなりチャンスをもらえて、ずっと出てこれたのは幸運だった。場数を踏まないと、センターバックは成長しない」と、めぐり合わせにも感謝する。「これまでのキャップ数で学んだことを(昌子)源とか他の選手にも吸収していってほしい」。自分の背中を見て学べ――。新たな相棒候補へ、麻也が“辛口エール”を送った。
(取材・文 西山紘平)
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