[関東2部]東農大が5戦ぶり勝利!早稲田大に今季初黒星つけ、首位から引きずり下ろす
ゲキサカ / 2017年6月6日 22時58分
[6.6 関東大学2部L第8節 早稲田大1-3東京農業大 中央大多摩C]
第91回関東大学2部リーグ第8節の2日目が5日に行われ、中央大多摩キャンパスサッカー場の第2試合では東京農業大が早稲田大に3-1で勝利し、5戦ぶりの白星を獲得した。一方で5連勝中の早稲田大だったが、今季初の黒星で首位から2位へ後退している。
立ち上がり、主導権を握ったのは早稲田大。相手WBの背後を突く形で左SH相馬勇紀(3年=三菱養和SCユース)が仕掛けたほか、MF今来俊介(4年=桐光学園高)のボール奪取から名古屋内定のMF秋山陽介(4年=流通経済大柏高)がドリブルで切れ込んでシュートを打つなど積極的な姿勢を示す。しかしバイタルエリアでの精度を欠き、ゴールネットは揺らせない。
対する東農大は早稲田大のサイド攻撃に対応するため、早い段階で3-4-3から4-4-2へシステムを変更。WB吉田将也(3年=成立学園高)が右SBへ回った。三浦佑介監督は「相手の相馬くんにうちの右サイドがやられていて、両脇のところも使われていた。吉田が守備力も高い選手なので、中島(拓真)と二人で抑えてほしかった。4-4-2にしてバランスをあまり崩れないようにしたほうが今までやってきたことが出るかなと」。この早めの判断が功を奏し、早稲田大は攻めあぐねるシーンが目立ち始める。
すると前半37分に東農大がワンチャンスを決めた。FW影森宇京(2年=浦和ユース)がPA右から中央へドリブルで流れる。CB大桃海斗(2年=帝京長岡高)をかわし、MF牧寛史(3年=川崎F U-18)からMF手塚竣一朗(3年=新潟U-18)へつなぎ、PA左でリターンを受けた影森がGK笠原駿之介(2年=早稲田大本庄高)をかわして、左足シュートを突き刺した。影森の2戦連続弾で先制に成功する。
さらに前半43分には追加点。敵陣内でのパスカットから影森がPA左へスルーパス。抜けたFW中野椋太(2年=武相高)が2-0とするゴールを決めた。前半のうちに追いつきたい早稲田大だが、DF安田壱成(4年=仙台ユース)のクロスは味方には合わず。前半45分を終える。
迎えた後半、早稲田大が猛攻をみせる。開始4分には相馬がPA左へ鋭いドリブル突破をみせたが、あと一歩のところでCB中島拓真(4年=栃木ユース)に弾かれた。同13分には安田のスルーパスからPA右へ相馬が抜けるも、シュートはサイドネット。同16分には相馬の左クロスにFW武颯(4年=横浜FMユース)がスライディングで飛び込むも、GK内野将大(1年=関東一高)にキャッチされた。
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