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[関東2部]天皇杯の120分死闘から中2日も…国士舘大が早稲田大撃破で首位奪取!

ゲキサカ / 2017年6月24日 22時2分

 国士舘大の細田三二監督は「なぜだか蹴れない左足に持ち変えて……」と冗談まじりに話したが、アシストの守護神は「神ってました」と笑顔をみせ、「初めてのアシスト。人生初です。完全に彼(荒木)が走り出したのに引っ張られました。俺が起点というよりも、彼の走りが起点でした」とゴールの荒木に感謝。シュートを決めた7番は「絶対に(野津から)来るなと走り出していたら、意思疎通ができていました」と胸を張った。

 1点を返したい早稲田大は前半32分、MF金田拓海(2年=神戸U-18)のパスからMF相馬勇紀(3年=三菱養和SCユース)が抜群のスピードで左サイドを突破。マイナス気味の折り返しは味方に合わない。空中戦では相手CB住吉の強さに弾かれ、セカンドボールも拾えず。同43分には今度は右サイドからMF柳沢拓弥(4年=清水ユース)が仕掛けるもシュートで終われない。0-1で前半を折り返した。

 後半に入っても主導権を握るのは国士舘大。後半開始10分には「ほとんど全員足がつっていた」と言うが、立て続けにチャンスメイクするなど疲労を感じさせない。後半7分には相手DF大桃海斗(2年=帝京長岡高)がクリアミスしたボールを拾った山口がドリブル突破。右サイドから対角へのシュートはポスト左へ外れる。同9分にはPA左からドリブルで仕掛けたFW田場ディエゴ(3年=日大藤沢高)のシュートはポスト右を叩く。同15分には大石の絶妙な左クロスにDF飯野七聖(3年=新潟U-18)が頭で合わせるもクロスバー上。最後の精度に課題はみえるものの、相手を押し込み続ける。

 すると後半22分にセットプレーから追加点。先制点の荒木が入れた右CK、キャプテンのMF平野佑一(4年=國學院久我山高)がヘディングシュートを決めた。競り合いに強い住吉に合わせる形が続いていたが、裏を欠いて平野に合わせると、これがはまった。2-0と差を広げる。

 流れを変えたい早稲田大は後半22分に柳沢に代わり、MF鈴木裕也(4年=武南高)を投入。同26分にはMF石川大貴(4年=名古屋U18)に代えて、FW岡田優希(3年=川崎F U-18)を入れた。その後は鈴木が左サイドから仕掛けてはチャンスを演出したが得点には至らず。同31分には金田から受けた鈴木裕が飯泉へクロスを入れるもGKに阻まれる。

 それでも後半37分にようやくゴールネットを揺らす。右サイドで相馬からのスルーパスに抜け出た途中出場の岡田がDFを背負いながらGKとの一対一。PA右から対角へ右足シュートを流し込んだ。1-2と差を縮める。これで勢いに乗りたいところだったが、あとが続かない。同41分には鈴木裕の左クロスからファーのMF今来俊介(4年=桐光学園高)がダイレクトで狙うもクロスバー上。CB鈴木準弥(4年=清水ユース)は後方からチームを盛り立て続けるが、2点目は遠い。

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