[プレミアリーグWEST]G大阪ユースはスタメン起用に応えた宮脇が1得点1アシスト!大津との撃ち合い制す!
ゲキサカ / 2017年7月1日 22時37分
[7.1 高円宮杯プレミアリーグWEST第7節 大津高 3-4 G大阪ユース 大津町運動公園球技場]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグWESTは1日、第7節を行い、7位の大津高(熊本)と5位のガンバ大阪ユース(大阪)が対戦。前後半に2点ずつ奪ったG大阪が4-3で勝利した。
中断明けの初戦となった前節は、勝利を掴むことができなかった両チーム。上位進出のきっかけを掴むためにも負けられない一戦は立ち上がりから拮抗した展開が続いた。先手を奪ったのは、G大阪。前半30分に右サイドから攻め上がった右SB奥井大貴(3年)が先制点を奪った。35分には大津FW大竹悠聖(2年)に決められて同点に追いつかれたが、直後の36分に左SB吉木大喜(2年)が2点目を奪い、G大阪が1点リードで前半を折り返した。
前半の主役がゴールを奪った両SBだとすれば、後半の主役はMF宮脇和輝(3年)だ。今季は本職であるサイドハーフとしての起用が続いたが、前節に相手GKと接触し、脳震とうを起こしたFW松下亮太(3年)の代役として、2トップの一角を任された。「久々のスタメン起用だったので、得点が欲しかった。前節はGKに直接キャッチされるパスが多かったので、白井と一緒にGKを外してサイドに流れて受けようと考えていた」と振り返るように、前半からスピードを活かした飛び出しから好機を演出すると、後半2分にはMF岩本翔(2年)のスルーパスからゴール前を抜け出し、チーム3点目をマークした。
続く4分には、アシストでチームに貢献。右サイドでボールを受けると、素早く「キーパーとDFの間に鋭いパスを出せば、誰かが走り込んでくれると思っていた」との狙い通り、MF丹羽匠(2年)の飛び出しを誘い、4点目を演出した。ここからは、「もっともっと攻撃的にボールを保持したかったけど、逆になってしまった」(實好礼忠監督)、「最後に仕掛けてくるのは分かっていたけど、我慢しきれない守備があったり、判断が良くなかった」(DF岸田悠佑、3年)と声を揃えたように、大津の勢いに飲まれ、大竹、MF福島隼斗(2年)にゴールを奪われてしまう。3点目を許してからも、ピンチが続いたが、かろうじてリードを保ち、4-3で試合を終えた。
「勝ち点3が獲れて良かった」と胸を撫でおろした宮脇は、中学時代は大阪の街クラブ「長野FC」に所属しており、G大阪でプレーするのは高校からだ。スピードを活かした飛び出しには自信があったが、周囲にはジュニアユース出身の技巧派が多く、ファーストタッチなど基礎技術が見劣りしていたという。ただ、「せっかく来たんだから、頑張らなければ意味がない」と2歳年上のMF市丸瑞希らのプレーを見様見真似で盗むうちにレベルアップ。最終学年を迎えた今年に入ってからは、念願だったAチームでの出場機会が増えてきた。
だが、ここまでは全試合に出場するも満足の行くプレーはできず、ゴールはゼロ。それでも、諦めずに練習からアピールを続けた結果が今節のスタメン起用に繋がり、「自分が決めたらアピールになる」との意気込み通りの活躍となった。「皆がゴールを奪う中で、自分だけ決めれていなかったので、やっとチームに貢献できて嬉しい。1得点1アシストという数字は良いけど、球際で負ける場面も多かったので、練習から改善したい」と話すように、活躍をこの日だけで終わらせるつもりはない。更なるアピールと成長を続けることで、絶対的な座を掴むつもりだ。
(取材・文 森田将義)●2017プレミアリーグWEST
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4672]興國FW安田光翔(2年)_育成軍団のブレイク候補。先発起用に応え、3発!
ゲキサカ / 2024年4月23日 20時20分
-
相手をリスペクトした真っ向勝負で静岡学園に3発快勝!神戸U-18が描く頂点へのロードマップに加わる個性豊かな色彩の可能性
ゲキサカ / 2024年4月15日 12時34分
-
トップ昇格3選手先発の広島ユースが後半に3ゴール。プレミア初参戦の岡山U-18を下し、開幕2連勝
ゲキサカ / 2024年4月15日 9時15分
-
[プレミアリーグWEST]王者・広島ユースが唯一の開幕2連勝!! 帝京長岡が初勝利、静岡学園は連続完封負け:第2節
ゲキサカ / 2024年4月14日 16時14分
-
【プレミア注目プレビュー】優勝争いに影響与えるユナイテッドvsリバプール…首位チーム優位も今季直接対決は2戦未勝利
超ワールドサッカー / 2024年4月7日 12時0分
ランキング
-
1今永昇太がナ・リーグの月間新人賞! カブス1年目〝ノーストレス〟で快進撃
東スポWEB / 2024年5月4日 0時7分
-
2巨人「長嶋茂雄DAY」で坂本V打&猛打賞 岡本和5号2ラン 門脇3打点 戸郷35日ぶり2勝目
スポニチアネックス / 2024年5月3日 20時54分
-
3巨人・大勢「違和感があって腕振れなくなった」「このままだと投げられないというか、抑えられないと」
スポニチアネックス / 2024年5月3日 22時23分
-
4真美子夫人の指輪を拡大すると「好感度高い」 大谷翔平との違いに目を凝らすXユーザー続出
THE ANSWER / 2024年5月3日 15時3分
-
5佐藤輝明のバッティングに掛布雅之氏が喝 「気持ちが前に出ない三振を繰り返すなら…」
Sirabee / 2024年5月2日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください