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相手をリスペクトした真っ向勝負で静岡学園に3発快勝!神戸U-18が描く頂点へのロードマップに加わる個性豊かな色彩の可能性

ゲキサカ / 2024年4月15日 12時34分

MF瀬口大翔(14番)のゴールでヴィッセル神戸U-18がチーム2点目をゲット!

[4.14 プレミアリーグWEST第2節 静岡学園高 0-3 神戸U-18 時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド(人工芝)]

 相手が素晴らしいチームなのはわかっている。間違いなく攻撃的に来るであろうことも、容易に想像が付く。だからこそ、自分たちも引くつもりなんて毛頭ない。アグレッシブに打ち合って、その上で勝ち切ってやる。クリムゾンレッドの若武者たちは、勇敢な決意をハッキリと携えていたのだ。

「本当にこのリーグは難しいリーグなので、正直勝ててホッとしています。それも『こういうサッカーをしようよ』ということを、自分たちがある程度しっかり出した上で結果も付いてきたので、そこが凄く喜ばしいかなと思っています」(神戸U-18・安部雄大監督)。

 真っ向からぶつかって3発を叩き込み、2試合目で掴んだ初白星。14日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第2節で、ともに今季初勝利を目指す静岡学園高(静岡)とヴィッセル神戸U-18 (兵庫)が激突した一戦は、前半18分にDF山田海斗(3年)のヘディングで先制した神戸U-18が、後半にもMF瀬口大翔(2年)とFW吉岡嵐(3年)が追加点を挙げて、3-0で快勝。アウェイで勝ち点3を手にしている。


「どれだけ自分たちの土俵に早く持っていくかは、今週の練習で取り組んだところでしたね」。神戸U-18を率いる安部雄大監督がそう話すのには理由がある。開幕戦の大津高(熊本)戦はロングボールが増えてしまい、なかなか本来のペースに乗れないまま引き分けていた。その反省を経て、改めてしっかりとボールを動かしていくスタイルを選手たちと共有する。

 序盤から山田とDF茨木陸(3年)のセンターバックコンビに、アンカーのMF岩本悠庵(3年)やMF藤本陸玖(2年)を中心とした丁寧なビルドアップで、神戸U-18がリズムを創出すると、先制点はセットプレーから。前半18分。右サイドから岩本が蹴り入れたCKに、山田が合わせたヘディングはゴールネットへ滑り込む。「あそこは悠庵に自主練の時から蹴ってもらっているところなので、メチャメチャ嬉しかったですね」と笑ったディフェンスリーダーの一撃。アウェイチームが1点のアドバンテージを奪う。

「立ち上がりが悪くて、相手にかなりボールを持たれて、自分たちのイージーミスも多くてという感じでした」とキャプテンマークを巻くDF岩田琉唯(3年)も振り返った静岡学園は、それでも21分に決定機。MF天野太陽(3年)のパスから左サイドを抜け出したMF池田双葉(3年)がマイナスへ絶妙の折り返し。走り込んだFW大木悠羽(3年)のシュートは枠を捉えるも、ここは神戸U-18のGK亀田大河(2年)がビッグセーブ。33分にもDF土田拓(3年)の左クロスに、ファーでMF鵜澤浬(3年)が打ったシュートも亀田がセーブ。前半は1-0のまま、ハーフタイムへ折り返す。

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