[プレミアリーグEAST]青森山田は0-0ドローで首位キープ。U-18代表FW中村駿太は“幻の2ゴール”も今後へ収穫アリ
ゲキサカ / 2017年7月2日 22時40分
[7.2 高円宮杯プレミアリーグEAST第7節 鹿島ユース 0-0 青森山田高 カシマ]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST第7節、開幕戦を落として以降は、破竹の5連勝で首位を走る青森山田高は、アウェーで鹿島アントラーズユースと対戦をした。
「最近ゴールから遠ざかっているので、絶対に決めないといけない」。青森山田のエースストライカーであるU-18日本代表FW中村駿太は、第3節の大宮アルディージャU-18戦でゴールを決めた後、プレミアリーグのゴールから遠ざかっていた。
「今週は黒田剛監督や正木昌宣コーチから、点を獲るイメージを持つトレーニングやメンタル面でのアドバイスを受けて来た。自信を持ってゴールに向かうこと、冷静にプレーすること。周りの人たちが自分のために何とかしてくれようとしてくれた。それに何とかして応えたかった」。
中村は並々ならぬ意欲を持ってこの一戦に臨み、立ち上がりから貪欲にゴールを狙った。14分、MF壇崎竜孔が放ったシュートがDFに当たってバウンドした瞬間を見逃さず、ドンピシャのヘッドで合わせた。ボールはゴール左隅に突き刺さり、中村も右手を挙げて歓喜のダッシュを始めた。しかし、線審の旗が上がり、判定はオフサイド。ゴールこそならなかったが、中村のシュートは決して簡単なものではなかった。
イレギュラーバウンドのような形で、かつスピードもあるボールだっただけに、咄嗟に合わせるのは非常に難しかった。しかし、ストライカーの本能が身体を動かしたのだろう。すぐに反応し、ヘッドで捉えるだけでなく、「GKの左側が空いているのが見えた」と、GKの位置を見て左隅に置きに行くコントロールヘッドを突き刺してみせた。
「ゴールのにおい」を漂わせた中村は、20分、再びヘッドでゴールネットを揺らす。U-18日本代表MF郷家友太の左ロングスローをニアサイドでCB簑田広大がヘッドですらす。山なりのボールはファーサイドに入り込んだ中村の下へ。マークが付く中、滞空時間の長いヘッドで合わせ、ゴールに突き刺した。しかし、またしても線審の旗が上がり、オフサイド。このヘッドも難しいボールを巧みに押し込んだが、ゴールは認められなかった。
試合は0-0のままこう着状態が続いた状態で時間が経過をしていった。中村も正真正銘のゴールを決めるべく、前線でボールを受けようとDFラインの裏やギャップに潜り込もうとするが、鹿島の鋭いカウンターの前にDFラインが下がり、効果的なボールが入らなくなる。
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