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酒井宏樹、覚悟の移籍で飛躍「マルセイユ、アヤックス、セルティック以外なら日本に帰る選択肢も」

ゲキサカ / 2017年7月20日 18時32分

―酒井選手がフランスリーグでプレーしたことで、日本でもフランスリーグの選手を目にしたり、耳にする機会も多くなりました。モナコのFWキリアン・ムバッペ選手は大ブレイクした選手ですね。
「ムバッペはびっくりしましたね。たぶん皆さんと同じような感覚だと思います。モナコの選手は全く知らなかったですけど、すごい選手が多かった。中でもすごかったのがボランチの(ティエムエ・)バカヨコ。規格外でしたね。直接マッチアップはしなかったんでけど、見ているだけで身体能力がすごいなと思いました。ポテンシャルがある中で、体の使い方や活かし方を分かっている感じです。ある程度イメージして試合に入るのですけど、それを全部外されたのがフランスリーグでした。ドイツではなかなかぶち抜かれることはなかった。体を当ててコーナーに逃げるとかで行けていたのですけど、フランスリーグはぶち抜かれることがすごく多くかった。ここで順応出来たらもっともっと幅が広がると思います」

―日本人選手が欧州で苦しむ原因に会話ができないという問題があります。酒井選手はフランスでは何語で会話しているのですか?
「フランス語の習得は100%で頑張ってはいますけど、まだまだ足りないことが多いです。でもマルセイユは幸いなことにプレミアリーグなどいろいろなクラブを渡り歩いている選手が多いので、英語が通じる。コミュニケーションに関してはドイツ1年目よりは信じられないくらい快適です。フランス語も聞き取りももう問題ない。代表でハリルホジッチ監督の指示もそのまま理解できます。マルセイユの監督とも指示が似ているので、さらに分かりやすいです」

―新シーズンはいよいよW杯イヤー。酒井選手の年齢的にも最も重要なシーズンになると言っても過言じゃない。
「でも僕はW杯というのを視野に入れつつも、頭の隅に入れるくらいにしている。やっぱりクラブチームが一番。そこでしっかり結果を出すことによって、シーズンが終わったあとのご褒美がもらえると思っている。それを勝ち取るためのことがどれだけクラブで出来るかだと思っています。そこの順序は絶対に代えない。代表ありきのクラブには絶対にしない。クラブがあって代表に出られるという気持ちを常に持っています。今季はうまくいきましたけど、来季はどうなるか分からない。その中で来季もポジティブに挑戦し続けられることが大事になると思う。来季も守らず、どんどんといろんなことに挑戦していきたいなと思います」

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