“VAAM”とともに歩み続ける浅野拓磨「続けることの大切さ」
ゲキサカ / 2017年7月15日 2時25分
13年に四日市中央工高から広島に加入したFW浅野拓磨。プロ初年度はなかなか出場機会をつかめずに苦しんだものの、徐々に頭角を現し、プロ3年目の15年にはプロ初得点を含む8ゴールを記録してベストヤングプレーヤー賞を受賞した。さらに同年に日本代表デビューを飾り、16年には戦いの場をドイツに移すなど、凄まじい勢いで進化を遂げている。成長を続けるスピードスターが、海外での食生活から高校時代の取り組み、そして広島時代からともに歩む“VAAM”について語った。
『よし、これで動けるぞ』とスイッチを入れる
――現在、ドイツで一人暮らしをしていますが、食事や栄養摂取の面で苦労していることもあると思います。
「何を食べたらどういう働きがあるのか、まったく知識がありませんでした。栄養面をサポートしてくれる明治の栄養士さんに相談しながら食事をとるようになりましたが、肉や野菜をどれだけ食べればいいのか全然分からなかったし、料理を作るのも大変なので、今までの環境のありがたみをすごく感じています。所属するシュツットガルトは食事の面も意識しているチームなので、クラブハウスでとる食事は栄養に関しては何も問題ありませんが、その中でも自分が何を食べるべきかを個人でも意識するようにしています」
――ドイツで一人暮らしを始めて何を食べ、どういう栄養をとるべきかを、より考えるようになったのですね。
「考えるようになりましたが、考えるだけでも大変ですね。毎日同じような食事をするのは嫌なので、考えながら買い物をしますが、買い物をするのも大変です。何を作るかを考えてから買い物に行けばいいんですけど、買い物をしながら『何を食べようか?』と考えていると、一時間くらいスーパーの中をウロウロすることもあります。だから、毎日の食事を考えている主婦の方や、お母さんはすごいですね」
――自身の武器となるスプリントの質や量を増やすために、食事で意識していることは?
「どれだけスプリントできるかというのも、持久力が必要です。動き続けるためには、バランスの良い食事をとらないといけないし、筋力がないとスプリント回数も増やせません。そういう部分も栄養士さんから、肉や野菜を食べる量などのアドバイスなどを頂きながら、意識するようにしています。自分がプレーで全力を出せるための食事をとるというのは、まだ意識し始めた段階ですが、意識が変わっただけでも今シーズンの一つの成長だと思います」
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