MF上月が個人技で同点弾!U-17日本代表は後半猛攻も2点目奪いきれず、クロアチアとドロー
ゲキサカ / 2017年7月15日 22時12分
[7.15 国際ユースin新潟第1戦 U-17日本代表 1-1 U-17クロアチア代表 五十公野陸上競技場]
10月開幕のU-17W杯(インド)に出場するU-17日本代表が、U-17クロアチア代表、U-17メキシコ代表、U-17新潟県選抜と総当りのリーグ戦で優勝を争う第21回国際ユースサッカーin新潟が15日、開幕。U-17日本代表はU-17クロアチア代表と初戦を戦い、1-1で引き分けた。
今月7日のU-17W杯組み合わせ抽選会でU-17日本代表はホンジュラス、ニューカレドニア、フランスとグループリーグで対戦することが決定。本番まであと3か月を切った中でチームは世界でファイナリストになるための強化を進めていると同時に、メンバー選考も大詰めも迎えている。今回の新潟合宿には主力組のほか、U-15、U-16世代から計6名を招集するなど新戦力候補や当落線上の選手たちを招集。彼らのプレーにも注目が集まる中で行われたクロアチア戦は、0-1の後半に立て直してMF上月壮一郎(京都U-18)のゴールで追いついたものの、勝ち切ることはできなかった。
4-4-2システムの日本のGKは谷晃生(G大阪ユース)で4バックは右SBが池高暢希(浦和ユース)、CBが関川郁万(流通経済大柏高)と小林友希(神戸U-18)、左SBが橋本柊哉(市立船橋高)。中盤はキャプテンの福岡慎平(京都U-18)と岩本翔(G大阪ユース)のダブルボランチで右MFが桝谷岳良(川崎F U-18)、左MFが上月。2トップは中村敬斗(三菱養和SCユース)と斉藤光毅(横浜FCユース)がコンビを組んだ。
日本は立ち上がりに高い位置でのボール奪取からチャンス。福岡のスルーパスから斉藤が抜け出すなど、ゴールへ迫った。だが、15分にサイドでのプレスが緩く前にボールを運ばれると、一度奪いながらも福岡のバックパスをインターセプトされてしまい、FWレオン・クレコヴィチに先制ゴールを奪われてしまう。
その後、福岡や岩本がボランチの位置からPAまで駆け上ってボールを引き出すなど、大きな動きを入れて攻撃を好転させようとしていたが、全体的にリズムが悪く、詰まったところでボールを奪われてカウンターを受けるシーンも少なくなかった。この日は新戦力候補が多く出場していたこともあって、「なかなかリズムが合わない。一人二人違ったり、テンポや距離感が違ってくるとなかなか上手くいかない」(森山佳郎監督)という戦いに。サイドの高い位置までボールを運ぶものの、そこからの精度を欠いてしまう。
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