ユース取材ライター陣が推薦する総体注目の11傑vol.1
ゲキサカ / 2017年7月26日 21時22分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体注目の11傑』」
ゲキサカでは7月29日に開幕する平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)の注目選手を大特集。「総体注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体注目の11選手を紹介してもらいます。第1回は関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏による11名です。
森田将義:「選びたい選手やお勧めしたい選手が、たくさんいるのでいつもこの企画は誰を選ぶか悩みますが、今回は、今年見た選手の中から、『今大会を機にブレークするかもしれない』と可能性を感じた選手を選考しました。夏の仙台で彼らがどんなプレーをしてくれるのか、見る人にインパクトを残すことができるのか、活躍に期待しています」
以下、森田氏が注目する11人
GK新田峻也(名経大高蔵高3年)
「初の全国行きを掴んだ新興勢力の隠れたキーマン。高さを活かしたキャッチングに自信を持つ守護神だが、『ボールを回しながら相手を崩すスタイルに、自分の持ち味であるキック力を織り交ぜたい』と話すように攻撃力も高く、正確なロングキックで攻撃にアクセントを加える」
DF西野太貴(丸岡高3年)
「元々は中盤の選手だったが、最終学年を迎えた今年に入ってCBにコンバートされた主将。的確なコーチングと気持ちのこもったボール奪取に加えて、小阪康弘監督が『今年のチームは西野の存在が大きい』と称賛するほどのリーダーシップも備える」
DF中島賢悟(神村学園高3年)
「今年の神村学園はU-18日本代表のFW高橋大悟を中心とした破壊力十分な攻撃が目を惹くが、守備も実力は十分で、インターハイ予選は6試合無失点。中でもCBとしては小柄なサイズながらも、競り合いで強さを発揮する中島の存在は大きく、全国でどこまで戦えるか見ものだ」
DF坂本航大(中京大中京高3年)
「精度の高いロングフィードが光るCB。新チーム発足直後は定位置を掴めずにいたが、インターハイ予選の序盤で出場機会を得ると、岡山哲也監督に『僕らが思っていた以上のパフォーマンスを見せてくれた』と言わしめる働きを披露し、スタメンの座を掴んだ」
DF前野恵吾(市立尼崎高2年)
「FWとトップ下が本職だが、『ポジションは決まっていない。色んな所をやりすぎて、どこが向いているかも分からない』と笑うように、複数の位置をこなせる万能型。インターハイ予選では、3バックの左や左サイドバックを務め、柔らかいボールタッチと左足キックの精度の高さが目を惹いた」
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