1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

町田ユースがGL最終戦でグループ2位浮上、初のラウンド16進出!

ゲキサカ / 2017年7月26日 19時36分

GL突破が決まり、ラインダンスを踊るFC町田ゼルビアユースイレブン

[7.26 日本クラブユース選手権(U-18)GL第3節 町田ユース 3-0 松本U-18 前橋総合]

 2度目の挑戦は、最終日に逆転で実った。第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)は26日にグループステージ最終日を迎え、グループG3位のFC町田ゼルビアユース(関東8)は、3-0で松本山雅FC U-18(北信越1)に勝って2位へ浮上し、初のラウンド16進出を決めた。

 町田ユースは、スタンドにU-14カテゴリーの選手たちも応援に駆け付けており、試合後はラインダンスなどで盛り上がりを見せた。竹中穣監督は「クラブの結束力の勝利だと思う。最後は、スタンドの力を借りようという言葉を共有して試合を始めたので、一緒に喜べたことは非常に嬉しい。彼らも今後こう言う舞台に来るんだというところを(年上のユースの選手は)見せなきゃダメだと日ごろから言っているので、それができて良かったと思います」とクラブの育成組織の歴史を一歩前進させた喜びを話した。

 試合は、立ち上がりから町田ユースの勢いが相手を上回った。12分に左からのクロスにFW鈴木直人が飛び込み、こぼれ球をMF鈴木舜平が押し込んで先制。さらに34分、アンカーの馬場渓から左へ展開し、左ウイングバックの野呂光希がクロスを上げると、逆サイドの混戦からFW齊藤滉がシュートを放って右CKを獲得。キッカーとなったDF石田和成がクロスを上げると、ゴール前の競り合いでDF谷口幸太が倒されてPKを獲得。馬場が決めて、目指していた2点差のリードに持ち込んだ。

 グループステージは、各組上位2位がラウンド16に進出する。グループGは、第2日を終えた時点で2連勝を飾ったFC東京U-18の2位以上が確定。2位の京都U-18が勝ち点4、3位の町田ユースが勝ち点1でもう一枠を争う格好となった(松本は勝ち点0で敗退が決定)。順位は、勝ち点、得失点差、総得点の優先順で決まる。町田は、2位の京都U-18が第3戦でFC東京U-18に引き分け以上の成績を収めれば3位以下が確定するため他力本願の状況になったが、得失点差が3点差で、得点数では京都の1に対して町田が2と上回っているため、松本山雅に2点差以上で勝てば、京都が敗れた場合には2位に浮上できるという状況で試合を迎えていた。

 2点差でハーフタイムを迎えても、京都U-18が2点差で負けている状況は選手たちに知らされなかったという。結果、手を休めずに攻め続けた町田ユースが17分に石田のクロスから鈴木直のヘディングシュートでダメ押しの3点目を奪い、勝利を決定付けた。松本U-18は、主将の手塚朋幸や左DF谷口遥斗らが懸命に相手の攻撃を食い止めつつ、反撃の起点を作ろうと試みていたが、前半はシュートなし。後半も町田ユースの勢いを跳ね返すことができなかった。町田ユースは3-0で勝利、一方、順位を争った京都U-18は、FC東京U-18に0-2で敗れたため、順位が逆転した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください