ユース取材ライター陣が推薦する総体注目の11傑vol.2
ゲキサカ / 2017年7月27日 7時0分
DF関根浩平(昌平高2年)
「昨年度の全国総体は本大会から出場機会を獲得し、ベスト4進出に貢献。『今年は予選もしっかり自分が出て勝ち切れたので、去年以上の成績を残したいと思います』と緑川同様に日本一への強い意欲を明言している。なお、『ビルドアップもしっかりできるし、スピードもあるので将来が楽しみ』と藤島崇之監督も好評価を口にする彼が意識している選手はFC東京の森重真人」
MF田部井涼(前橋育英高3年)
「百戦錬磨の山田耕介監督も『彼は違います』と信頼を寄せる、伝統の14番を背負ったキャプテンは『練習からもっと要求していかないと“なあなあ”になるので、強くなるために時にはケンカしたり、言い合ったりして、より高いレベルでサッカーをしたいと思います』とキッパリ。得意の左足を駆使したゲームコントロールにも定評があり、入学のキッカケになった鈴木徳真(筑波大)を『【超える】という目標』のため、まずは夏の頂点を狙う」
MF小関陽星(関東一高2年)
「以前は『相手を3人ぐらい剥がしたらチャンスになるし、『抜けたらカッコいいかも』みたいなのが出ちゃうんです』と話していた都内屈指のドリブラーは、総体予選以降のボランチ起用で攻守に戦える選手へ変貌。格段に良くなった球離れの良さが、時折繰り出すドリブルの切れ味をより強烈な武器へと昇華させている」
MF佐野海舟(米子北高2年)
「1年生ながらレギュラーとして参入戦で躍動し、自力で引き寄せたプレミアリーグでここまで全8試合にスタメンフル出場。高校年代最高峰の舞台で経験を積み重ねているバランス感覚に優れたボランチ。今シーズンは10番を託されているチームでの活躍はもちろん、年代別代表も含めて今後のステップアップを期待される逸材」
MF北條滉太(実践学園高3年)
「リーグ戦でもトーナメントでも、今シーズンの都内で確実に結果を残している実践学園不動のボランチ。彼が不在だった総体予選の準決勝では、深町公一監督も『アイツがいないからなかなかボールも動かないし、中盤のバランスも良くなかった』と言及。決して派手さはないが、確実にセカンドボールを回収し、確実に左右へ配球できる北條の存在は、ベスト8を目指すチームにとって絶対に欠かせない」
MF岡健太(徳島市立高2年)
「駒場のスタンドがどよめきに包まれたのは昨年度の高校選手権1回戦。試合終了間際にピッチへ送り込まれた岡は、とんでもないスピードでピッチを疾走し、あわやというチャンスを創出。『身体能力の高い1年生の中でも物凄く足が速い』と河野博幸監督も称したように、短い時間で鮮烈な印象を残した。初戦の長崎総合科学大附高戦で活躍すれば、一気にブレイクする可能性も」
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