1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

ユース取材ライター陣が推薦する総体注目の11傑vol.4

ゲキサカ / 2017年7月28日 22時18分

安藤氏が注目するMF江口正太郎(静岡学園高)

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体注目の11傑』」

 ゲキサカでは7月29日に開幕する平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)の注目選手を大特集。「総体注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体注目の11選手を紹介してもらいます。第4回は“ユース教授”ことサッカージャーナリストの安藤隆人氏による11名です。

 安藤隆人氏:「今年は宮城県で開催されるインターハイ。今大会も注目の選手が揃った興味深い大会となった。毎年恒例の11傑。今回は2年生縛りで選考をしてみた。この時期はJクラブのスカウトはすでに目星を付けているお目当ての3年生を獲得しに行くかしないかの判断を下す最終段階である一方で、この秋に動くべき来季の選手の品定めの時期である。すでにマークをされている選手、これからマークをされて行くであろう選手をここで紹介をしたい。もちろん、今回も『このメンバーで試合をしたら面白い』観点を持ち、メンバー選定の結果、フォーメーションは3-5-2で行くことにした。ぜひ、来年の主役となる彼ら2年生に注目をしてもらいたいです」

以下、安藤氏が注目する11名
GK松田亮(東福岡高2年)
「今、GKは東福岡の最激戦区にある。2年生の松田は正GKというわけではない。しかし、プレミアリーグで経験を積み、徐々にその才能を発揮しようとしている。186cmの高さとパワフルさを兼ね揃え、ハイボールの処理はもちろん、前に出るスピードを持ち、強気なゴールキーピングで相手の攻撃を抑え込む」

DF江口正太郎(静岡学園高2年)
「185cmの高さを持ち、フィードの正確性も魅力のCB。3バックの右に配置し、彼のフィードで攻撃の起点を作り出すだけでなく、ビルドアップ面でもリードする存在となる。まだまだ未熟な部分は多々あるが、今後、経験を積んで行けばより面白い存在になる可能性を秘めている」

DF関川郁万(流通経済大柏高2年)
「3バックの真ん中はこの男しかいない。負けん気の強い表情からも伝わる通り、相手エースを潰すことが出来るファイター系CBは、空中戦の強さと球際の強さを発揮しつつ、守備をコントロールする役割を与えることで、より成長を遂げてくれるはず。3バックは彼に任せた」

DF三国ケネディエブス(青森山田高2年)
「昨年は1年生FWとしてポストプレーに磨きをかけていた彼は、現在、CBとして新境地を開こうとしている。4バックを敷くチームでは小山内慎一郎と簑田広大の不動の3年生CBコンビがおり、スタメン奪取には至っていないが、196cmの高さと長い手足を活かしたディフェンスに磨きが掛かれば、間違いなく面白い存在として注目を集めることになるだろう。ここでは3バックの左に置いて、成長を促したい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください