右膝の不安消えた内田篤人、完全復活への手応え
ゲキサカ / 2017年8月2日 17時0分
心機一転、シャルケのDF内田篤人は再びスタートラインに立った。2015年6月に右膝を手術し、長期離脱。昨年12月8日のヨーロッパリーグで約1年9か月ぶりとなる公式戦復帰を果たすも、ブンデスリーガでは2シーズン連続で出場機会がなかった。右膝への不安はない。しかし、試合に出られない。昨季終盤は新たなストレスも抱えたが、新監督を迎えた今シーズンは文字どおり横一線のスタートとなる。内田が語る完全復活への手応え――。その視線の先にはロシアワールドカップもある。
―現在の右膝の状態はどうですか?
「昨シーズンも終盤は普通に練習をやっていました。(昨季、チームを指揮したマルクス・バインツィール前)監督が試合に使ってくれなかっただけで、監督には『もっとできるはずだ』と言われていました。俺は『もうできているから問題ない』と言い続けていましたけどね」
―リーグ戦は2年連続で出場がありませんでしたが、4月16日のダルムシュタット戦では唯一、ベンチ入りしました。あのときの状況は?
「ケガ人だったり、累積(警告による出場停止)もありましたからね。監督が結構頑固だったので、これは俺から言いに行かないとダメだなと思って、『なんで?』って聞きに行ったんですよ。そうしたら『俺が(アウクスブルク監督時代に)お前と対戦したときのお前はもっとできていたはずだ』って」
―それだけ求められているものも高かった。
「監督は自分が取ってきた選手を使いますからね。ケガ人がいたら補強するのは普通のことですから。そういうのもあったと思います」
―右膝に関してですが、今は不安なくプレーできているんですか?
「もちろん、やってみないと分からない部分はあります。でも、練習試合も90分やっているし、昨シーズンの最後の3か月から4か月はずっとみんなと一緒にトレーニングができていた。リバウンドもなかったですし、大丈夫です。細かい筋肉系のトラブルはありましたけど、1、2週間程度で治るもの。そういうのは今後もあると思うけど、そんなのは大したことじゃないですから」
―一番つらい時期は乗り越えたという手応えも?
「そうですね。このまま練習を続けていったらどうなるか分からないですけど、今のところは問題ないですね。試合に出続けていれば活躍できる、というわけでもないですから」
―逆にケガは治ったのに試合に出られないというストレスはありましたか?
「昨シーズンはね。でも、監督も代わったので、これからですよ」
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