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「福島復旧・復興祈念ユース大会」100パーセント追求する大阪桐蔭は距離感、判断良い戦いで神村学園に完勝も、猛省

ゲキサカ / 2017年8月7日 7時16分

大阪桐蔭高は神村学園高との強豪対決を1-0で勝利

[8.6福島復旧・復興祈念ユース大会 大阪桐蔭高 1-0 神村学園高 尚志高G]

 強豪校・Jアカデミーがハイレベルな戦いの中でチーム強化を目指す「2017 第6回 福島復旧・復興祈念ユースサッカー大会」3日目に今年の近畿高校選手権優勝校・大阪桐蔭高(大阪)とU-18日本代表FW高橋大悟主将(3年)擁する神村学園高(鹿児島)が激突。大阪桐蔭がMF北田ダイア(3年)の決勝点によって1-0で勝った。

 神村学園の高橋が「凄い圧倒されたという感じ。ボールを触らせてもらえなかった」と振り返ったように、大阪桐蔭が神村学園の攻撃をほぼ完璧に封じ込んで快勝した。特に前半は選手の距離感が非常に良く、連続した守備で奪うと相手にボールを触らせずに長短のパスを繋ぎ、クロス、フィニッシュまで持ち込んでいた。

 前半10分、左サイドで判断良くボールを繋いだ大阪桐蔭は、MF菊井悠輔(3年)からのラストパスを受けた北田が飛び出したGKを上手く外しながら右足コントロールショットを決めて先制点。その後はMF西矢健人主将(3年)とMF神戸康輔(3年)のダブルボランチを中心に相手の状況を見て、声がけしながら、判断良くボールを動かし続ける。

 神村学園はボールを奪いに行くものの、引っ掛けることができずにズルズルと押し込まれてしまう。GK冨吉優斗(3年)のビッグセーブなどで2点目を許さなかったが、攻撃に関しては29分に左FKからCB島田龍也(2年)がゴールへ押し込もうとしたシーンと34分にコンビネーションから高橋が左足ダイレクトで放ったシュートを除くと、チャンスらしいチャンスを作れないまま前半を終えてしまう。

 相手のプレッシャーに慌ててしまい、自分たちのパスワークをやり通せなかったインターハイの反省を活かし、自陣から逃げずにボールを繋ぎ続けることにチャンレンジしていた神村学園は後半、MF田畑拓武(3年)を中心に落ち着いて後ろから攻撃を組み立て、立ち上がりにはシュート数を増やしていたが、大阪桐蔭の守りを破ることができない。

 後半半ば以降は菊井とFW今岡陽太(3年)の2トップだけでも決定機を作り出してしまう大阪桐蔭が良い形のボール奪取からシュートを連発。相手の守りを切り崩し、4、5回とビッグチャンスを作ったが、菊井やCB寺井雄紀、左SB加藤宙(ともに3年)のシュートが精度を欠いたり、GK冨吉の好守にあったりするなど、2点目を奪えないまま試合を終えた。

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