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昨季の借り返す“ダブル”!!川崎Fが首位・鹿島の無敗街道止める3発快勝

ゲキサカ / 2017年8月13日 23時36分

移籍後リーグ戦初ゴールを決めたMF家長昭博が歓喜のダッシュ

[8.13 J1第22節 川崎F3-1鹿島 等々力]

 J1リーグは13日、第22節を行い、4位川崎フロンターレはホームで鹿島アントラーズに3-1で快勝し、2連勝を飾った。鹿島は5月19日の川崎F戦(0-3)以来、10試合ぶりの敗戦で大岩体制初黒星。両チームの勝ち点差は「7」から「4」に縮まった。

 川崎Fは前節の新潟戦(2-0)から先発2人を変更。FW小林悠、MF長谷川竜也がベンチスタートとなり、MF家長昭博が4試合ぶり、MF登里享平が2試合ぶりに先発した。
 大岩剛監督就任後、9戦不敗(8勝1分)で首位を走る鹿島は前節の神戸戦(2-1)から先発1人を入れ替え、MF土井聖真に代わってMF遠藤康が2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は立ち上がりから川崎Fがボールポゼッションを高め、ゲームを支配した。前半4分、敵陣でMF大島僚太がボールを奪い、縦パスをMF中村憲剛がワンタッチで流してFW阿部浩之がシュート。同20分には中村の右CKからこぼれ球がファーサイドに流れてきたところにDFエウシーニョが詰めたが、シュートは枠を捉えられなかった。

 鹿島にボールを持たせず、ハーフコートゲームのような展開となるが、最後のところで崩し切るには至らない。前半25分、MFエドゥアルド・ネットの縦パスをおさめた大島が左足で強烈なミドルシュートを打ったが、GK曽ヶ端準が前に弾きながらもキャッチ。膠着状態の中、試合は激しい肉弾戦となり、両チームの選手がたびたびヒートアップする場面も見られた。

 なかなかシュートまで持ち込めずにいた鹿島だが、前半40分、FW金崎夢生が自陣からドリブルで持ち上がり、カウンターを仕掛けると、右サイドに流し、FW中村充孝が右足でミドルシュート。GKチョン・ソンリョンが弾いたところに金崎が詰め、こぼれ球をMFレアンドロが拾ってシュートを打ったが、DFのブロックに阻まれた。

 川崎Fは前半42分、中村の鋭い右足ミドルも曽ヶ端のファインセーブに遭う。このまま0-0で前半終了かと思われたが、前半アディショナルタイム、ついにゴールをこじ開けた。PA右手前から家長が斜めのスルーパスを送り、阿部がスルー。ゴール前の大島がシュート体勢に入ると、全速力で戻ってきたDF西大伍がスライディングタックルでボールをカットしたが、これが自陣ゴールに吸い込まれ、川崎Fが1点をリードして前半を折り返した。

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