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[adidas Cup大阪]「3人もいて、行かれへんかったら…」FW大垣、MF西村、MF島津の興國J内定トリオが誓う選手権初出場!

ゲキサカ / 2017年8月17日 8時6分

左から清水内定MF西村恭史、名古屋内定FW大垣勇樹、金沢内定MF島津頼盛

 8月14日から16日までの3日間、秋冬への進化を目指す強豪13校が「adidas Cup2017大阪大会」(J-GREEN堺)で優勝を争った。最終日の16日には来季名古屋グランパス加入内定のFW大垣勇樹(3年)、来季清水エスパルス加入内定のMF西村恭史(3年)、そして来季ツエーゲン金沢加入内定のMF島津頼盛(3年)という興國高(大阪)からプロ入りする3選手も大会に参加。直前までの島根遠征の疲労を考慮されて試合には出場しなかったが、ともにプロ入りするチームメートについて、また選手権への意気込みなどを語った。

 国体大阪府選抜で10番を背負うなど注目されてきた大垣は今年、U-17日本代表にも選出されている世代屈指のアタッカー。ボールを持ってもスピードの落ちないドリブル、得点力の高さを武器とする逸材FWは数クラブの争奪戦の末、7月19日に名古屋入りが発表されると、同時に特別指定もされて、早くもJ2で3試合にベンチ入りしている。

 西村が「能力も高いし、ドリブルでそのまま行けて、(そのプレーを)チームがシンどい時にやってくれたら楽になる」と説明し、島津が「足が速くて、ドリブルでもかわしてゴールまで行ける選手。大垣が点決めたりしたら、僕も決めないと、というライバル心がある」と評する大垣は7月から夏休みを利用して約1か月間に渡って名古屋へ練習参加し、風間八宏監督の下で刺激を受けながらまた成長を遂げている。

 7月27日に清水入りが発表された西村は“和製ポグバ”と期待される大型MFだ。184cmの高さと抜群のテクニック、推進力ある動きも特長。スルーパスからのアシスト、またドリブルシュート、ミドル弾などでゴールを連発するなど“日本にはいないタイプの大型MF”になる可能性がある選手だ。

 島津が「点も取れる選手なんですけど、僕が出して欲しいタイミングでパスを出してくれる。西村からのパスで得点することが多い」と信頼し、大垣も「スルーパスやロングボールの質が高いですし、シュートの質も高い。自分の動き出しを見てパスを出してくれている」と説明する西村はこの夏、3週間に渡って清水へ練習参加。清水関係者が「凄く成長した」と“高校生離れ”した実力を認めるなど、評価が非常に高いMFはこの秋冬の大ブレイクもありそうだ。

 そして島津は2人のプロ入り発表後の8月12日に金沢加入決定。以前から実力は高く評価されていたものの、下級生時は怪我も多かった。だが今年、体作りに成功し、試合で得意のドリブルや現状で大垣以上との声もある得点力を発揮。8月に金沢へ練習参加した際、ボールに絡み続けることのできる特性などを高く評価されてプロ入りを勝ち取った。

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