[UAチャレンジカップ]「ふがいなかった」初戦から立て直した聖光学院が東北生活文化大高に競り勝つ
ゲキサカ / 2017年8月17日 22時20分
[8.17 アンダーアーマーチャレンジカップ 東北生活文化大1-2聖光学院 いわきFCフィールド]
高校12チームが参加する「アンダーアーマーチャレンジカップ2017 SUMMER」が17日、開幕し、いわきFCフィールド、いわきグリーンフィールド、いわき明星大学でグループリーグの第1節と第2節を行った。いわきFCフィールドで行われた「リーグ1」の第4試合では東北生活文化大高(宮城)と聖光学院高(福島)が対戦。聖光学院が2-1で勝利し、初日を1勝1敗で終えた。慶應義塾志木高(埼玉)が2連勝で首位に立ち、明日18日にグループリーグ最終節を行う。
総体福島県予選は8強敗退に終わり、冬に向けて5年ぶり2度目の全国高校選手権出場を目指す聖光学院の山田喜行監督は「プリンスリーグ東北も間もなく再開するが、選手権予選に向けて夏休み前半に取り組んできたことを確認し、選手権予選へモチベーションを上げることが目的」と位置付け、アンダーアーマーチャレンジカップに参戦した。
午前中の1試合目はプリンスリーグのメンバー主体で臨み、慶應義塾志木に0-1の敗戦。「1試合目がふがいなく、戦えなかった」と選手に喝を入れ、メンバーを大きくシャッフルして午後の東北生活文化大戦に臨んだ。前半4分、東北生活文化大はPA手前でFW松本優磨(3年)が相手選手を引き付けてラストパスを送り、MF小畑勇人(3年)が決定的なシュートを放つが、GK船山光輝(2年)がセーブ。立ち上がりのピンチをしのぎ、聖光学院が先手を取った。
FW前川龍之助(1年)、MF半沢愛斗(1年)、DF小幡俊介(1年)という1年生3人を先発起用すると、3トップの中央で抜擢された前川がいきなり結果を残す。MF半田琉人(2年)とワンツーの形でゴール前に抜け出し、シュート。GKに触られながらもそのままゴールネットを揺らし、先制点を奪った。
反撃に出る東北生活文化大も前半21分、小幡のスルーパスから松本が右サイドを深くえぐり、折り返しに逆サイドからDF三塚爽弘(2年)が飛び込んだが、ヘディングシュートは枠を捉えられない。直後の22分には守備の対応で後手を踏んでいたセンターバックを早くも交代し、DF垣崎俊介(1年)がピッチに入った。
互いに選手交代して迎えた後半6分、聖光学院は後半開始から出場したMF菅野航之(3年)の折り返しに同じく途中出場のDF下薄祐哉(3年)が合わせ、追加点。2-0とリードを広げるが、東北生活文化大も直後の9分にMF佐藤卓(2年)が鮮やかなループシュートでゴールネットを揺らし、すぐさま1点差に追い上げた。
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