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また歴史塗り替えた!インハイ準優勝の日大藤沢、1年生がRookie League初制覇!

ゲキサカ / 2017年9月4日 10時45分

日大藤沢高が初優勝!

[9.2 Rookie League A Group第9節 帝京高 1-3 日大藤沢高 時之栖うさぎ島G]

 関東・静岡の強豪18校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で勝利と将来へ向けた強化を目指す「2017 Rookie League」は2日、最終節を行い、A Group首位の日大藤沢高(神奈川)と8位・帝京高(東京)が対戦。日大藤沢が3-1で逆転勝ちし、初優勝を飾った。日大藤沢は今年12月に開催予定のU16全国交流大会に出場する。

 15年のB Group(下部リーグ)加入から3年目。日大藤沢がインターハイ優勝の流通経済大柏高や市立船橋高、前橋育英高などの名門校を上回り、A Group初優勝を飾った。

 日大藤沢の進藤和真コーチは「チームで戦うことをやってきた」という。コンパクトな守備、ポジショニング、走る部分などでやり切ることを求め、表現させた上で、彼らは特長である技術の高さを活かしたサッカーを展開してきた。多くの試合で相手を上回るようなポゼッションを見せつつ、2点ビハインドをひっくり返した西武台高戦や後半終了間際の決勝点で競り勝った流経大柏戦など、戦いながら勝負強いチームに成長を遂げてきた。

 そして、第2節以降の8試合を7勝1分の成績で優勝。それは、「同じ先発はないと思う。メンバーが入れ替わりながら、チームとして循環している」(進藤コーチ)という競争、個々のモチベーションの高さ、そしてライバルたちに勝ちたいという気持ちも加わって掴んだタイトルだった。

“優勝決定戦”の前半、日大藤沢は硬かった。攻守において良くボールに絡んでいたMF中村駿を中心にボールを動かし、FW田場クリスティアンとFW布方叶夢の両翼の技術とアイディア、右SB岡田怜のパワフルな攻撃参加なども合わせて帝京ゴールに襲いかかったが、攻めきることができない。

 帝京はCB柳大弥とCB渡邉翔汰の両DFを中心にギリギリの攻防で身体を張ることのできる選手がズラリ。特にゴール前ではシュートを打たせないことを徹底して日大藤沢に得点を許さない。

 そして前半17分、帝京は相手の背後へ抜け出したFW山本乾太がGKとの1対1から先制ゴールを決めた。その後もコンビネーションからMF石川航大がシュートへ持ち込んだり、MF鳥木秀音の仕掛けなどで攻めた帝京に対し、日大藤沢も右CKからCB青木駿人がヘディングシュートを放つなどチャンスを作ったが、0-1のまま前半を終えてしまう。

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