桐光学園出身のレフティー対決も見応え満点…札幌が磐田に逆転で今季初2連勝!
ゲキサカ / 2017年9月11日 14時9分
[9.9 J1第25節 札幌2-1磐田 札幌ド]
14位北海道コンサドーレ札幌がホームで6位ジュビロ磐田と対戦し、2-1で逆転勝利を飾った。札幌はリーグ戦で今季初の2連勝を達成。先制したゲームで今季10勝1敗と強さを見せていた磐田は、5試合ぶりの黒星となった。
札幌は前節・仙台戦(1-0)から先発1人を変更。MF菊地直哉に代わり、負傷明けのDF横山知伸が6試合ぶりにスタメン復帰した。また、タイ代表としてW杯アジア最終予選2試合に先発したMFチャナティップが移籍後7試合連続スタメン。フォーメーションは、チームトップの6得点を記録しているエースFW都倉賢を1トップに据えた3-4-2-1で臨んだ。対する磐田も前節・神戸戦(2-1)からの入れ替えは1人。MF上田康太に代わり、前節欠場のMF中村俊輔がスタメンに戻った。
桐光学園高出身の俊輔と札幌DF福森晃斗の先輩後輩対決にも注目が集まった一戦。俊輔が相手のプレスをいなす巧みなキープを見せれば、福森もCKで正確なキックを披露する。しかし、両チームとも守備の集中力が高く、序盤は堅い展開となった。
それでも前半15分に福森の右CKのこぼれ球から横山が惜しいボレーシュートを放つと、徐々に試合が動き出す。同22分には磐田に左CKのチャンス。俊輔の左足のキックはフィニッシュにつながらなかったが、二次攻撃から右足で再びクロスを送る。頭で跳ね返そうとした横山のクリアミスがゴール左に向かうが、GKク・ソンユンがビッグセーブ。さらにPA内左でこぼれ球を拾ったDF高橋祥平がキープから左足で折り返し、ウズベキスタン代表帰りのMFムサエフが至近距離から左足でシュートを放つ。しかし、これもGKク・ソンユンに阻まれた。
ピンチをしのいだ札幌は前半25分に左CKを獲得。キッカーの福森が左足でピンポイントクロスを送り、ニアでFWヘイスが豪快に頭で合わせるも、わずかに枠の左へ外れる。すると、直後に磐田が先制に成功した。同26分、FW川又堅碁とのパス交換からMFアダイウトンがPA内中央へ抜け出すと、後ろから横山に倒されてPKの判定。キッカーを務めた川又はGKク・ソンユンの逆を突いて左足でゴール右に沈め、同27分に磐田が均衡を破った。
札幌は失点後も下を向かずに攻撃を仕掛け、前半40分に追いつく。右サイドのMF早坂良太がスピードに乗った仕掛けから、相手DFとGKの間にグラウンダーの速いクロスを供給。マークを振り切ってファーに走り込んだ都倉が左足で合わせ、6試合ぶりのゴールで今季7得点目とした。8月28日に第1子の誕生を発表していた都倉は得点後、駆け寄ったチームメイトとともにゆりかごパフォーマンス。前半はそれ以上スコアが動くことなく、1-1で終了した。
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