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U-15オールスター戦、メニコンカップはWESTが5発快勝!MVPのMF小川「『やってやろう』と思っていた」

ゲキサカ / 2017年9月13日 22時5分

大会MVPに選出された清水ジュニアユースMF小川雄一郎

[9.10 メニコンカップ EAST 1-5 WEST パロマ瑞穂ラグビー場]

 かつてMF井手口陽介(現G大阪)やFW原口元気(現ヘルタ・ベルリン)らも出場したU-15オールスター戦、「メニコンカップ2017 日本クラブユースサッカー東西対抗戦(U-15)」が10日、愛知県のパロマ瑞穂ラグビー場で行われ、WEST(西軍)がEAST(東軍)に5-1で快勝した。

 3年連続で勝利を収めているWESTは第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)覇者の鳥栖U-15から主将を任されたCB末次晃也(3年)とCB千代島瞬(3年)、同大会MVPのMF佐藤聡史(3年)、MF相良竜之介(3年)の4人が先発出場を果たした。一方のEASTも同大会準優勝の柏U-15から4名が先発。CB前田大地(3年)、左SB新保海鈴(3年)、右MF田村蒼生(3年)、MF斉藤騎斗(3年)をチームの軸に据え、4年ぶりの勝利を目指した。

 試合は立ち上がりからWESTのペース。8,397人の大観衆の前でも物怖じせず、攻守で積極的に戦って試合の主導権を掴んだ。開始早々の5分には右サイドを打開したMF小川雄一郎(清水ジュニアユース/3年)の折り返しから、FW唐山翔自(G大阪ジュニアユース/3年)がゴール前でシュート。これは惜しくもGK関大輝(浦和ジュニアユース/3年)の好セーブに阻まれたが、弾いたボールにFW森田侑樹(神戸U-15/3年)が反応して幸先よく先制点を奪った。

 9分にも小川がPA内で決定機を迎えると、こぼれ球を唐山が押し込み、僅か10分で2得点を奪取。一気にゲームの流れを掴むと、リード後も積極的に仕掛けていく。すると、26分。MF相良が左サイドをドリブルで駆け上がると、最後は森田がネットを揺らした。

 直後の35分にも森田の突破から、唐山が再びゴールを奪って更に点差を広げることに成功。一方のEASTは緊張から思うようにプレーが出来ず。消極的なプレーで相手の攻撃を正面から受ける結果となった。

 後半は5人を入れ替えたEASTが持ち直し、高い位置でボールを回収。そして、そのままショートカウンターを仕掛けるなど、見違えるようなプレーを見せ始めた。すると、3分にMF中島のスルーパスからFW福崎怜青(東京武蔵野シティFC U-15/3年)がPKを獲得。これを自ら決めて、反撃の狼煙を上げた。

 1点を返して勢いが出てきたEASTだったが、その後はあと一歩のところで崩し切れない。時間と共に前への圧力を高めていくが、得点を奪うまでには至らなかった。すると、逆にカウンターを浴びてしまい、終了間際にMF中村尚輝(鳥栖U-15/2年)にダメ押し弾を決められて勝負あり。WESTが5-1で快勝した。大会MVPは2得点に絡んだWESTの小川が受賞。敢闘賞には2得点を挙げたWESTの唐山と中盤で球際の強さを見せたEASTの谷口大晟(大宮ジュニアユース/3年)が輝いた。

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