1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[AFC U-16選手権予選]3試合35得点0失点。日韓W杯世代の日本代表が第一関門を踏破!!

ゲキサカ / 2017年9月25日 7時4分

「セレッソでもよくやっている得意な形」と吉田が微笑んだ会心のゴールだった。さらに27分にはCKに飛び出したマレーシアGKのパンチングでのクリアが小さくなったところからボールを拾った植田が見事なミドルシュートを突き刺し、リードを2点に広げた。

 前半終了間際にDFの不用意なボールロストからカウンターを受けてのピンチがあったものの、危険なシーンはこの一回くらい。「前半はうまくいかなかった」と成岡が言うように必ずしも思うような試合ができたわけではなかったが、半田と鈴木を中心とする守備陣が危なげない対応を見せたこともあり、マレーシアに逆転の機運は生まれなかった。

 日本は後半開始早々の4分にFWの中野桂が壁の横を射抜くFKを決めて追加点を奪うと、28分にも交代出場のFW青木友佑(FC東京U-15深川)が相手GKと味方FWが競ったこぼれを抜け目なく決めて追加点。大量リードを奪ったことで、最後の交代カードはここまで唯一出番のなかった第3GKのジョーンズ・レイ(大宮ジュニアユース)の途中出場という形で使い切り、そのまま試合終了。東南アジアの実力国を相手に、日韓W杯世代の日本代表が4-0の快勝を収め、来年秋のAFC U-16選手権本大会へのチケットをもぎ取った。

 ただし、ここはあくまで彼らにとっての通過点。有馬監督も「失点ゼロで23人全員の力を合わせる形で突破できたことは本当にうれしい」としながら、「ここから競争が始まる。一人ひとりが一歩ずつ積み上げるようにレベルアップしていかないといけない。その結果として23人全員が最終予選にいけるかもしれないし、大きく入れ替わることになるかもしれない」と宣言。あらためて、「代表の場で感じたことをそれぞれの所属チームで表現してもらい、日々の練習から積み上げてもらいたい」とメッセージを送った。

 2019年のU-17W杯の出場切符を懸けたAFC U-16選手権本大会は来年9月にマレーシアで開催予定。2002年以降に生まれた選手たちで構成される「02ジャパン」の冒険は、まだまだ始まったばかりだ。

(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
【特設ページ】AFC U-16選手権2018予選

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください