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[adidas cup Tokyo]府リーグ戦の敗戦、3人のJ内定選手の存在が活力に。悲願の選手権出場目指す興國が鹿島学園を破る

ゲキサカ / 2017年9月30日 19時25分

[adidas cup Tokyo]府リーグ戦の敗戦、3人のJ内定選手の存在が活力に。悲願の選手権出場目指す興國が鹿島学園を破る

[9.30 adidas cup Tokyo 興國高 2-1 鹿島学園高 RKUフットボールフィールド]

 30日、強豪校が選手権予選、リーグ戦へ向けた強化並びに真剣勝負の場として熱戦を繰り広げる「adidas cup 2017 tokyo」2日目でJクラブ内定3選手を擁する興國高(大阪)と茨城の名門・鹿島学園高が激突。興國が1年生FW山崎希一と清水エスパルス内定のU-18日本代表候補MF西村恭史(3年)のゴールによって2-1で勝利した。

 興國はU-17日本代表FW大垣勇樹(3年、名古屋グランパス内定)が前日の接触プレーの大事を取って、また鹿島学園もFW橋口凜樹(3年)が負傷のために、両エースが欠場。だが、実力派同士による好ゲームが繰り広げられた。

 興國は注目ボランチ・西村が別格とも言えるようなパフォーマンス。相手に距離を詰められていても、テクニックと強さを発揮して全くボールを失わずに繋ぎ、ドリブル、スルーパスで決定機も作り出す。そして、その西村やMF芝田将(2年)、トップ下のFW島津頼盛(3年、ツエーゲン金沢内定)が小さなスペースを逃さず、1タッチを交えながらボールを動かして前進していった。

 序盤、鹿島学園はボールの取りどころが定まらず、なかなか良い形でボールを奪えなかった。だが、試合の中で改善すると、連動したプレッシングで興國アタッカー陣のミスを誘発。なかなか自分たちが主導権を握ってパスを繋ぐことはできなかったが、FW富岡大智(3年)が空中戦で奮闘し、31分にはインターセプトからMF深貝陸(3年)が出した絶妙なパスでMF向山裕麻(3年)が決定機を迎えるシーンもあった。

 だが、33分、個々が技術の高さを見せる興國が先制点を奪う。敵陣で相手のパスを読んだ西村がインターセプト。スピードを活かして一気に抜け出した山崎が右足シュートを決めた。興國は38分にも西村の配球から左サイドを抜け出した島津がPAで粘ってラストパス。飛び込んできた西村が右足でゴールを破り、2-0とした。

 西村は後半立ち上がりにも独力で鹿島学園の守備網を破ると、最後は交代出場のFW西口智大(3年)がPKを獲得。西村のキックはGKのファインセーブに止められてしまったものの、その後もFW久保匠以(3年)がクロスバーを叩くシュートを放つなど鹿島学園ゴールを脅かした。後半は互いにメンバーを入れ替えながらのゲームに。その中で鹿島学園は、FW金原朝陽(2年)の鋭い抜け出し、右SB水野志乃哉(3年)の精度の高いキックなどからチャンスを作り返す。

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