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[国体少年男子]2回戦の注目カードは雨中の攻め合いに。好守も光った大阪府が初Vへの最初の難関突破!

ゲキサカ / 2017年10月3日 6時44分

大阪府がGK{{浅野太郎}(左)の好守などによって初戦突破を果たした。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.2 国体少年男子2回戦 新潟県 0-1 大阪府 新居浜市営サッカー場2G]

 2回戦の最注目カードは大阪府が制す! 2日、16歳以下の選手たちによって争われる第72回国民体育大会 「愛顔つなぐえひめ国体」サッカー競技少年男子の部は2回戦が行われ、FW西村真祈(C大阪U-18、1年)の決勝ゴールによって前回大会準優勝の大阪府が1-0で新潟県に勝った。大阪府は3日の準々決勝で茨城県と戦う。

 近年、毎年のように優勝できるような力を有している大阪府。もはや、“悲願の初優勝”ではなく、“優勝しなければならないチーム”になってきている大阪府は、今年も梶田浩信監督(FC Unione柏原)が「16人みんないい選手」と頷くように、攻守に力のある選手たちが並ぶ。その大阪府が今大会初戦で個、チームでの強さも示してベスト8進出を決めた。

 大阪府のGK浅野太郎(C大阪U-18、1年)、新潟県のGK藤田和輝(新潟U-18、2年)の両守護神の好守などによって、スコアこそ1-0で終わったが、雨中で見応えある攻め合いが繰り広げられた。新潟県は最前線のFW晴山岬(帝京長岡高1年)が起点となり、そこから複数の選手が絡んだ崩し。前半3分にスルーパスからFW本田翔英(帝京長岡高1年)がいきなりビッグチャンスを迎えて大阪府に冷や汗をかかせる。

 対する大阪府は攻守において存在感を放ったMF食野壮磨(G大阪ユース、1年)をはじめ、技術力の高い選手たちが細かくパスを繋いで中盤を打開する一方、ダイナミックな動きでゴールへ迫るFW{{藤尾翔太}(C大阪U-18、1年)や西村が縦パスで背後を取って決定的なシーンを作り出して見せるなど、新潟県DF陣を脅かしていた。

 拮抗した展開の試合は、技術の高さに加えて、個々が迫力ある球際の攻防も見せる大阪府が少しずつ流れを傾けていく。そして31分、大阪府は食野が新潟県のDF間にできた中央のスペースを逃さずにスルーパス。これに走り込んだ藤尾が右足シュートを放つと、GKが弾いたボールを西村が左足で押し込んで先制した。

 新潟県はCB和田翔琉(新潟U-18、1年)が後半に大阪府の決定的なシーンでシュートブロックしたほか、俊足ボランチMF吉田晴稀(帝京長岡高1年)が相手ボールによく絡んで奪うなど守備面も光った。そして交代出場のMF矢尾板岳斗(帝京長岡高1年) や晴山、本田翔の仕掛けなどからセットプレーを獲得する。

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