[国体少年男子]V奪還へ前進!上手さ、逞しさ示した神奈川県が3冠メンバー中心の静岡県を撃沈!
ゲキサカ / 2017年10月4日 6時14分
[10.3 国体少年男子準々決勝 神奈川県 2-0 静岡県 西条市ひうち陸上競技場]
U-16年代の選手たちによって争われる第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」サッカー競技少年男子の部は3日、準々決勝が行われ、4強が決まった。2年ぶりの優勝を狙う神奈川県と最多20回優勝の静岡県との注目カードは神奈川県が2-0で快勝。神奈川県は4日の準決勝で大阪府と戦う。
「強豪相手にどれだけできるか、という中で神奈川らしさを出してくれた」。元湘南MFの平塚次郎監督(湘南)は、「上手い選手だけでなくて、逞しく行こう」ということを求めてきた選手たちが、前半から上手さを発揮しながら、苦しい時間帯も逞しく乗り越えたことを評価していた。昨年、清水ジュニアユースで中学年代3冠を達成した選手たち中心の静岡県を突破。大一番を制した神奈川県がV奪還へ一歩前進した。
序盤の主導権争いから、先制点をきっかけに神奈川県が試合の流れを傾けた。12分、神奈川県は右サイドからのボールを受けたMF山本理仁(東京Vユース、1年)が無駄のない動きで左へサイドチェンジ。これを受けたMF柴田徹(湘南ユース、2年)が前方のスペースを突いたMF柴田壮介(湘南ユース、1年)へはたく。最後は、柴田壮のラストパスから相手CB間を突いたFW石井宏育(横浜FMユース、1年)が右足でゴールへ押し込んだ。
先制した神奈川県がボールを支配する。重心がやや後ろ寄りになっていた印象の静岡県に対し、神奈川県は「自信を持って相手の状況を見ながら攻撃していた」(平塚監督)。狭いスペースへ追い込まれかけても正確なポジショニングとパスを連続して打開。また、左SB岩井龍翔司(横浜FMユース、1年)の鋭い攻撃参加などを交えて攻めた神奈川県だが、静岡県もゴール前では簡単にシュートを打たせない。神奈川県は攻めながらも、シュート数を増やすことができなかったことが後半に影響を及ぼしてしまう。
後半、攻撃の圧力を強めた静岡県は、MF川本梨誉(清水ユース、1年)が左足ミドルを放ったほか、中央のスペースを狙ったFW植中朝日(JFAアカデミー福島U18、1年)へパスが通るシーンもあった。そして14分には左サイドから決定的な崩し。DFを引きつけながら、より身体の向きの良い選手へ連続でパスを繋ぎ、最後は右から飛び込んできたFW青島太一(清水ユース、1年)がフィニッシュ。だが、このシュートは神奈川県GK山田怜於(鎌倉高1年)が身体全体でコースを遮ってストップする。
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