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日本vsハイチ 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年10月11日 5時14分

―ハーフタイムの指示は?
「(長友)佑都がケガをして、浅野がちょっと膝に問題を抱えていたので交代した。ゲームコントロールの面は『前半の入りのような試合をしてくれ』と言った。3点目が取れれば全然違った内容になっていたと思う。何人かの選手の弱さ、もろさにはちょっとガッカリしている。相手もそこまで強豪国ではない。ナイーブな面とパニックになった面。いろんな面を分析しないといけない。私が選手を選んだので、選んだ私にも責任がある。ただ、前半最初の20分は何回かチャンスがあって、4点、5点と簡単に取ることができたと思う。もしかしたら我々のほうが技術的に有利だと思い過ぎたのかもしれない。それで気が抜けたのかなと。ニュージーランド戦で起こったような現象だった。しっかり分析しないといけない。何人かの選手は日本代表でプレーするにはもっと考えないといけない。まったく別のものを見せないといけない。この1試合で決定的な意見が出るわけではないが、このような試合をしてしまうと、全員が疑問を抱かないといけない。こういう試合をしていたら、ブラジルとやったら3点ではなく10点取られてしまう。そういうことを意識しないといけない。気が緩んだ選手、守備で帰らない選手、準備できていない選手がいた。もっと違うことを要求していたが、気の緩みがあり、相手にラッキーもあって点を取られた。そのあと追いつくのは大変だった」

―強豪とも言えない相手に3失点したが、吉田麻也の不在が痛かったのではないか。センターバックの評価は?
「私の中では中盤と前を変えたという印象だった。初めて連係を取ったというのもある。結果だけを求めるならこのようなメンバーは選ばない。しかし、トライしないといけない選手がたくさんいた。いろんな選手に可能性を与えないといけない試合だった。将来、ケガ人が出たら、若い選手にもチャンスを与えておかないと準備できない。この2試合で約20人使った。この2試合ともビッグマッチを期待してはいなかった。ただ、2試合目に関しては本当におかしいなと。いい入りをして、2-0にして、いいアクションもあって、急にストップして、切れた。精神面、メンタル面でもろさが見えた。定期的に出ていない選手だとしても言い訳はできない。もう少し違うものを見せてほしかった。就任して28試合目だが(東アジア杯を含めると31試合目)、最悪な試合だった。最も最悪な試合だった。監督が第一の責任者だから、まず私自身に怒りを感じている。選手とはいろんなディスカッションをして、W杯マインドという話をして、『ここからスタートだぞ』という話をしたが、こういう内容の試合だった。私がまずしっかり考えないといけない。本大会は3試合、ハイレベルな試合が続く。繰り返すがメンタル面でもろさが見えた。そこが一番ショックを受けたところだ。ただ、トレーニングを続けるだけ。みんなの前で恥をさらしてしまったが、まだW杯本大会に向けて準備ができていないということ。最終予選で1位に終わって、得点も一番取って、失点も一番少なかったが、こういう結果になった。本大会に向けてまだ準備ができていない。私が厳しすぎると言うかもしれないが、そうではない。すべての面でトレーニングしないといけないことがたくさんある。それを伸ばすのみだ。11月の試合は本当に大きなテストになる。現段階で世界の2強国とやる。そこでいろんな考えが導き出されるだろう」

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