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日本vsハイチ 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年10月11日 5時14分

―未知のチームに対してプレーすることについてどう思ったか。
「ハイチのことをたくさん把握して試合に入ったわけではないが、試合は何試合か見た。いろんなチーム構成で来ているという話はした。フィジカル的なパワーは持っているし、スピードもある。個人でいい選手も何人かいる。ナゾンの話もした。彼は2点取った。ハイチを祝福したい。0-2から我々を最後まで苦しめ、リードした。良い結果を手繰り寄せた。初めて日本が3失点した。彼らを目覚めさせてしまったのかなと思う。我々も目覚めたから悪くはない。ただ、祝福したい」

―デュエルの面ではどうだったか。今日の選手のメンバー入りは難しくなったのか。
「最終的な23人は6月に決まる。そこまではいろんなことが起こる。今回は9人を代えた。いろんな選手、いろんなクオリティーを見ないといけないからそうしたが、代表としてチャンスを与えたのならもう少し違うものを見せてほしかった。そこがちょっと私が失望しているところ。なぜこんなにパニックになったのか。何をすべきか分からない状態になった。23人に絞るまではまだ時間がある。もしかしたら今日とは全部違う23人になるかもしれない。もし今日のようなパフォーマンスを見せ続ければそうなるだろう。今回の合宿はたくさんの選手を見るトライをした。見せるチャンスを与えた。結果だけを求めるのであれば、おそらく違うチーム構成にしただろう。しかし、これは私の責任だ。しっかり私を批判してほしい。私も選手としっかりディスカッションしていきたい。私が就任して、一番良くない試合だった。アグレッシブさ、オーガナイズの仕方。私が監督をしていて、こんなに悪い試合はなかった。各選手にはどうやってプレーするか、どういう役割か説明していたが、説明では不十分で、しっかりトレーニングしないといけない。批判はしっかり受け入れて、トレーニングをするだけだ。

 私はフットボールについて十分知っている。いろんな冒険を経てきたので、1試合でそんなにひどい話はしたくない。28試合目が本当にレベルの低い試合だった。ただ、我々がやってきたことがすべて台無しになったわけではない。私たちがここまでやってきた道筋には自信を持っていい。いろんな数値も出ている。ただ、目を閉じてはいけない。特に今夜の試合に関してはそうだ。ハイチはリスペクトしているが、3失点してしまった。私が監督をして3失点は本当にない。今回はそれをやられてしまった。とにかく私を批判することは受け入れる。もっともっと批判してほしい。批判し続けてほしい。私はすべきことは分かっている。私が成功するかどうかは別の話だが。最終予選を突破して、みんなが熱狂的になったが、私は後ろで“ちょっと待てよ”と思っていた。ただ、今日の試合については理解できていない。サポーターにこの場で『(試合に)来てください』と言ったし、私の名前で謝罪したい。心の底から、駆け引きなしに謝りたい。本当に申し訳ない。

 デュエルに関して統計は見ていないが、確かにデュエルにたくさん負けたと思う。相手はドリブルも仕掛け、パワーもあった。ポゼッション率は高かったかもしれないが、ポゼッション率が高いからといって勝利に結びつくわけではない。(大事なのは)デュエルと得点数。今日もたくさんシュートを打ったが、ゴールの外だった。それ以上は言うことができない。失敗した試合だから私を批判してほしい。たくさんトレーニングしないといけない。メンタル面、フィジカル面、テクニック、戦術。やることはたくさんある。私自身に疑問を抱かないといけない。私が監督になってから最悪な試合だった。なぜこんなことが起きたのか考えないといけない」

(取材・文 西山紘平)

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