“相手の土俵”でも屈さず、夏4強の浦和学院が注目FW田中とSB宇津木ゴールで難敵突破!:埼玉
ゲキサカ / 2017年10月18日 11時57分
[10.15 選手権埼玉県予選決勝T2回戦 浦和学院高 2-1 狭山ヶ丘高 浦和南高G]
第96回全国高校サッカー選手権埼玉県予選は15日、決勝トーナメント2回戦を行い、ベスト16が決まった。インターハイ予選4強の浦和学院高と関東大会予選4強の狭山ヶ丘高との強豪対決は、浦和学院が右SB宇津木光騎(3年)の決勝ゴールによって2-1で勝利。浦和学院は10月28日の3回戦で熊谷高と戦う。
緊張の大会初戦、雨中でスリッピーなグラウンド、そしてシンプルにクリアボールをゴール前に放り込んで来る狭山ヶ丘の徹底した攻撃……2回戦屈指の好カードとなった一戦で、注目校・浦和学院は納得のいくサッカーができた訳ではない。それでも、元日本代表FWの森山泰行監督が「ハートで今日は負けなかった。どんなゲームでもハートで負けたらいけない」という部分で浦和学院は狭山ヶ丘を上回り、白星をもぎ取った。
前半2分、浦和学院は宇津木の縦へのフィードを跳躍したままコントロールしたFC東京特別指定選手FW田中和樹(3年)がPAまで切れ込んで強烈な右足シュート。これを狭山ヶ丘の注目守護神、青木祐太(3年)がファインセーブで止めて、いきなりゲームの緊張感が高まる。
直後の右CKで浦和学院は左SB池田遙斗(3年)がグラウンダーのボールを入れると、スルーした選手の後方でフリーとなった田中が右足ダイレクトシュート。これがゴール前の混戦を抜けてゴールネットに突き刺さった。
幸先良く先制した浦和学院だが、前日の1回戦で昨年準優勝の浦和南高を撃破している狭山ヶ丘も力がある。9分、狭山ヶ丘はDFライン背後へ抜けたボールに反応したMF長尾晃介(3年)がDFと入れ替わる形で前に出てPKを獲得。これを右SB伊東雄大(3年)が右足で決めて同点に追いついた。
浦和学院は濡れたピッチでも高い技術を発揮していたMF安居海渡(3年)を中心に、グラウンダーのパスを正確に繋いでゲームをコントロールしようとする。25分には田中のスルーパスでFW岡部和希(2年)が抜け出し、35分にはPAへ持ち込んだ岡部の右足シュートがゴールを捉えた。だが、狭山ヶ丘GK青木のファインセーブにあうなど、勝ち越し点を奪うことができない。
一方の狭山ヶ丘は前線へ入れたボールに複数の選手が走り込み、ボールを拾うとスピードのあるMF山本渉(3年)と長尾の両翼が縦に仕掛けてセットプレーを獲得。セカンドボールを奪い取れなくても勢いそのままにディフェンスを開始し、FW佐藤倭(3年)を筆頭としたプレッシングで相手に思うような攻撃をさせなかった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
浦和学院が花咲徳栄撃破 最速140キロ左腕・岡部が7回8K
スポニチアネックス / 2024年9月24日 4時46分
-
[国スポ少年男子]関東予選の前回王者撃破も自信に。東京都が京都府に6-0で快勝、自分たちのサッカー感と程よい緊張感を持って「アレ」を取りに行く
ゲキサカ / 2024年9月23日 8時44分
-
[国スポ少年男子]埼玉県が青森県のプレスを攻略。攻め続け、後半2発で注目対決を制す!
ゲキサカ / 2024年9月22日 5時21分
-
[NBチャンピオンシップU-16]尚志がPK戦で横浜創英を下し、準々決勝進出!来年、再来年の飛躍のために“全国大会級のU-16大会”で自信を掴む
ゲキサカ / 2024年9月16日 10時39分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]Cリーグ優勝の東海大高輪台と1-1ドロー。Bリーグ王者・武南がU-16全国大会代表決定戦進出!
ゲキサカ / 2024年9月9日 20時38分
ランキング
-
1前代未聞60-60は「完全に滑稽」も…米主張、無敵の大谷翔平なら「わからんぞ」
Full-Count / 2024年9月24日 9時32分
-
2ソフトバンク 4年ぶりビールかけに元ホークス戦士の姿が!!鷹党涙「エモい」「これは泣く」
スポニチアネックス / 2024年9月23日 23時59分
-
3ソフトバンク4年ぶり20度目V 4月4日から首位を譲らず
共同通信 / 2024年9月23日 21時46分
-
4通算195発マンシー、脇腹痛でスタメン外に 前夜の守備中に負傷…ロバーツ監督が明言
Full-Count / 2024年9月23日 3時58分
-
5大谷翔平が踏み入れた「14-13-6-5」 125年間で初の偉業「野球の神」「地球外生命体」
Full-Count / 2024年9月24日 7時25分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください