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ユース取材ライター陣たちが推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.4

ゲキサカ / 2017年10月17日 7時0分

安藤氏が注目するMF梶山かえで(日大藤沢高)。(写真協力=高校サッカー年鑑)

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権予選注目の11傑』」

 ゲキサカでは熱戦展開中の第96回全国高校サッカー選手権予選の注目選手を大特集。「選手権予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権予選注目の11選手を紹介してもらいます。第4回は“ユース教授”ことサッカージャーナリストの安藤隆人氏による11名です。

安藤氏:「いよいよ予選も始まり、今月22日には青森県で最初の代表校が決まる全国高校サッカー選手権大会。毎年、この大会の楽しみと言えば1、2年生がどこまで伸びるか。大舞台を経験してブレイクスルーして行く選手はいるのか。そこが一つの着目ポイントでもあります。今回はオール2年生の布陣で組んでみました。フォーメーションは【3-4-3】です。この組み合わせで、それぞれが持つポテンシャルをどう引き出してくれるのか。期待値を込めた選出でもあります」

以下、安藤氏が注目する11名
GK伊藤元太(松山工高2年)
「189cmの高さを誇り、安定したハイボールの処理と、セービングセンスを誇るGK。中学時代途中までボランチをやっていたようにキックセンスもあり、これからさらにGKとしての専門知識を植え付けて行けば、まだまだ伸びる存在。今年、すでにJ1・神戸の練習に参加。プロのシュートを受けて、また一皮むけつつある期待の守護神。3バックの後ろを任せるには適任の存在」

DF福島隼斗(大津高2年)
「チームではボランチ、4バックのCBを務めるが、ここでは3バックの真ん中をやってもらいたい。ボールコントロールと長短のキック、ビルドアップに優れた彼は守備のバランスを司る存在として、空中戦と対人に優れた関川と江口を巧みにコントロールして欲しい。守備のリーダーとなる存在で、ビルドアップの際に梶山とのポジションチェンジも面白い」

DF関川郁万(流通経済大柏高2年)
「気迫を前面に出し、相手のエースを潰しに掛かるハンター。空中戦の強さは攻守において強烈で、相手を威圧する。U-17日本代表から落選した悔しさを胸に、よりミスの少ない選手となり、圧倒的な存在感を放つCBとなるべく、今は自己研鑽に余念がない。まだまだ荒削りな存在だけに、今後が非常に楽しみだ。内心は大川、福島と組ませても面白い変化が生まれると思っている」

DF江口正太郎(静岡学園高2年)
「185cmの高さを持ち、3バックの右をこなせるしなやかなDF。空中戦の強さはもちろん、静学らしい足下の技術にも秀でる。夏に負った怪我の状況が気になるが…。このポジションは九州国際大付の大川智己の抜擢も考えた。空中戦に強く、フィジカルとロングキックが魅力の彼も非常に気になる存在だが、ここでは江口を選ばせてもらった」

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