「違いを見せると決めた」平川怜が同点弾アシスト、U-17W杯で抱いた危機感
ゲキサカ / 2017年10月28日 22時16分
[10.28 J3第29節 FC東京U-23 1-1福島 味フィ西]
U-17W杯インドでの戦いを終えたMF平川怜が実戦に復帰。5試合ぶりにFC東京U-23の一員として先発し、アシストを記録。前半11分、FW久保建英からパスを受けると、PA内右を縦に仕掛けてゴールライン際からマイナスのクロス。絶妙なアシストでFWリッピ・ヴェローゾの同点ゴールを演出した。
「課題はたくさんあるけど、アシストという結果を残せたという意味ではプラスになった」。この日はボランチの一角でフル出場。「ゴールの前に顔を出す回数を増やそうと思っている」と積極的にチャンスメーク。複数選手に囲まれても巧みにキープし、機を見たドリブル突破で前線へと駆け上がり、フィニッシュに絡んだ。
U-17W杯インドでは3試合に先発出場。日本は決勝トーナメント第1戦で優勝候補イングランドに0-0(PK3-5)で惜敗し、ベスト16で敗退。個人としてもチームとしても苦渋を味わった大会を終え、意識は変わった。
「インドに行く前と変わったのは、自分の中で持っている基準が間違いなく上がった。J3で試合に出るだけではなく、しっかりと違いを見せると自分の中で決めて試合に臨んだ」
19日に帰国し、約一週間でコンディションを調整。オフを挟んでリフレッシュも図ったが、大会の悔しさにも打ちひしがれた。「W杯を振り返って悔しさが残った。このままでは世界に出ていけない」。世界との真剣勝負で見えた現在地。大会で抱いた悔しさ、危機感、向上心を成長の糧に変え、まずはJ3の舞台で高みを目指す。「J3で違いを見せないとチャンスは回ってこない。次の目標はJ1になると思います」。再び世界と戦うために、決意新たに再出発を切った。
(取材・文 佐藤亜希子)
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