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アンカー長谷部がフル出場!フランクフルトはエースの土壇場ゴールで劇的勝利

ゲキサカ / 2017年11月4日 6時33分

中盤でフル出場したフランクフルトMF長谷部誠

[11.3 ブンデスリーガ第11節 フランクフルト2-1ブレーメン]

 ブンデスリーガは4日、第11節1日目を行い、MF長谷部誠とFW鎌田大地の所属するフランクフルトがホームでブレーメンを2-1で下した。2試合ぶりとなる試合復帰を果たした長谷部は9月20日のケルン戦(○1-0)以来、6試合ぶりに中盤でプレーし、欧州遠征に臨む日本代表招集を前に元気な姿を見せた。鎌田はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 今季は主に3-4-2-1のシステムを使うフランクフルトだが、この日は4-3-3を採用。普段はリベロを務めることが多い長谷部は、アンカーの位置でスタートした。一方のブレーメンは今季未勝利(5分5敗)。前節のアウクスブルク戦に敗れた後、アレクサンダー・ヌーリ監督が解任され、後を引き継いだフロリアン・コーフェルト暫定監督のもと、4-3-3のシステムで臨んだ。

 前半早々にチャンスをつくったのはアウェーのブレーメン。2分、自陣からのロングボールを受けたMFフロリアン・カインツが左サイドを抜け出し、クロスに反応したFWマックス・クルーゼがダイレクトで狙う。シュートは枠に行っていたが、GKルーカス・フラデツキーが足でブロックした。

 それでも長谷部を中心にボールを回し、落ち着きを取り戻したフランクフルトが先手を取る。前半17分、中盤からMFマリウス・ボルフが縦パスを送り、PA近くでDFイェトロ・ウィレムスがヒールで左サイドにはたく。ボールを受けたFWアンテ・レビッチが中央に持ち出し、右足を振り抜くと、巻いたボールはファーのサイドネットに吸い込まれた。

 ところが今季わずか3得点にとどまっているブレーメンも追いすがる。前半25分、MFズラトコ・ユヌゾビッチが左CKを蹴り込むと、ファーサイドでDFミロシュ・ベリゴビッチがヘディング。ボールはゴール前でDFニクラス・モイサンデルに渡り、混戦の中から足を伸ばして押し込んだ。

 さらに攻勢を強めるブレーメンは前半39分、MFマキシミリアン・エッゲシュタインとのワンツーで抜け出したユヌゾビッチがGKとの1対1でシュートを放つも、またしてもフラデツキーが大きく広げた手でビッグセーブ。同42分にもクルーゼ、ユヌゾビッチが立て続けに狙ったが、ここもフラデツキーが立ちはだかり、前半は1-1のまま終わった。

 フランクフルトは後半10分、MFマルク・シュテンデラとのワンツーから左サイドを抜け出したウィレムスがシュート性のクロスを供給。ファーサイドでMFケビン・プリンス・ボアテングがスライディングで合わせたが、ボールはうまくミートせずに左へ飛んでしまい、さらにウィレムスが詰めたが、これも合わせられなかった。

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