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立花健斗のスーパーゴールで延長戦制した遠野が5連覇達成!盛岡商は6年ぶりの出場ならず:岩手

ゲキサカ / 2017年11月11日 10時1分

 その後は「阿部が足を傷めたこともあり4-4-2に戻した」。左足もも裏を傷めた阿部をサポートするため、ボランチのMF佐藤莉楓(3年)に代えてFW鈴木智大(3年)を投入し、バランスを修正しつつゴールを狙った。だが、盛岡商も粘りを見せ、2-2のまま試合は延長戦に突入した。

 延長戦は互いにチャンスを作る中、決定機を決めきったのは遠野だった。延長後半2分、右サイドでボールを受けた立花が、「中盤からボールが来て、相手が寄ってこなかったので前を向いたら、縦に行けそうにはなかったので、シュートを打つ選択をしました」と左足を振り抜くと、これがゴール左上隅に突き刺さるスーパーゴールとなった。逆転に成功した遠野は、盛岡商の反撃を冷静にはね返し、3-2で試合終了。遠野が5連覇達成と共に新人大会・インハイ予選・選手権の岩手県3冠を達成し、岩手県の“王者”となった。

 長谷川監督は「攻撃のチームだが、失点も多いチームなので全国大会までに改善したい」と反省しながらも「2トップも3トップもやっているので攻撃のバリエーションはあります」。パスをつないで相手を崩す攻撃には自信を持っていた。チームの目標は前回大会のベスト16を越えるベスト8。「昨年のベスト16を絶対に越えたい」と決勝点の立花も意気込む。全国の舞台でも自慢の攻撃サッカーを展開したい。

 一方、6年ぶりの選手権出場を逃しただけでなく、遠野に県3冠を許す悔しい結果に終わった盛岡商。太田浩史監督は「何度もあった決定機を決めきれないといけません。緊張感のある試合で冷静にプレーできるチームにしていきたいです」。遠野に勝ち、再び全国の舞台に登りつめるためには、大舞台でもしたたかに戦えるチームにならなければならない。

(取材・文 小林健志)●【特設】高校選手権2017

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