つなぐサッカー徹底した大分西が新ユニフォームとともに舞う!鶴崎工との激闘制し、悲願の初優勝!!
ゲキサカ / 2017年11月13日 17時7分
[11.12 選手権大分県予選決勝 大分西高 3-1 鶴崎工高 大銀ド]
第96回全国高校サッカー選手権大分県予選決勝が12日、大分銀行ドームで行われ、大分西高が鶴崎工高に3-1で勝利し、全国大会初出場を決めた。
3年連続の決勝進出となった大分西は、県総体後、3年生のほぼ半数が進学のために引退。残った6人の3年生が中心となり、若いチームを三たび決勝の舞台へと導いた。対する鶴崎工は、過去、中津東を3年連続全国へ導いた名将・松田雄一監督が2年前に赴任し、ノーシードながら有力校を次々と撃破し36年ぶりに決勝へと進出した勢いのあるチーム。決勝では初の組み合わせとなった両チームの戦いは予想どおりの熱戦となった。
ゲームは個人技に勝る大分西が、この日スタメンに抜擢されたFW後藤健也(1年)の奮闘で優位に進める。サイドで起点を作り、最終ラインからDF宮崎優成主将(3年)の正確なフィードから鶴崎工ゴールに迫る。そんな大分西のつなぎのサッカーに対して鶴崎工は徹底したマンマークで対抗、主将GK高橋蓮(3年)を中心とした堅守で大分西の攻撃を接点の強さで上回り、隙を突いたカウンターで点取り屋のFW三代幹貴(2年)の決定力を生かそうとする展開に。
「相手の接点の強さは想像以上だった」と大分西・首藤啓文監督は試合後に述懐したが、攻めながらも決定機に結びつけられない大分西は前半27分、一転して大ピンチを迎える。鶴崎工がカウンターを仕掛け、MF今井玲音(1年)が右サイドからクロスを上げると、中央で競り勝ったFW松下稜河(2年)が反転しながら強烈なシュート。ここは大分西GK高橋力也(2年)がファインセーブで防いだが、その後のCKからのこぼれ球をDF金山将希(2年)がバー直撃のシュートを放つなど、鶴崎工はあわやの場面を連続して作り出す。
大分西は前半37分、エースFW幸航平(3年)のパスに走りこんだFW後藤健が決定的なシュートを放つが、鶴崎工DF肥後俊介(3年)が体を張ったブロックでピンチを回避。前半はお互いに得点なく、拮抗した戦いの行方は後半へと委ねられた。
先に動いたのは大分西。準決勝では先発だった切り札、FW加藤健多郎(2年)を投入し先制点を狙うが、後半2分、鶴崎工はFW松下のポストプレーからMF秦宗一朗(3年)のシュートがポスト直撃。またも惜しいチャンスを逃す。大分西も後半5分、中盤の要、MF後藤颯(3年)がミドルシュートを放つもGK正面で得点ならず。
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