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つなぐサッカー徹底した大分西が新ユニフォームとともに舞う!鶴崎工との激闘制し、悲願の初優勝!!

ゲキサカ / 2017年11月13日 17時7分

そして後半8分、ついにゲームは動く。MF野尻晃生(2年)のロングクロスに反応したFW幸が長身を生かし、DFと競り合いながらヘディングシュート。弧を描いたボールは鶴崎工ゴールに吸い込まれ。大分西は待望の先制点を奪う。

追いつきたい鶴崎工はここまでスーパーサブとして4得点を記録している、ナンバー10植木祥太郎(3年)を投入し勝負に出る。そして後半19分、鶴崎工はFW松下がエリア内で倒されPKのチャンス。このPKをFW植木が冷静に決め、試合を振り出しに戻す。勢いに乗る鶴崎工は後半26分、こちらも途中投入のFW東奏斗(2年)が強烈なシュートを放つが、大分西GK高橋力が横っ飛びで防ぎ、ギリギリの攻防はさらに続く。

後半33分、大分西はMF後藤のスルーパスに走りこんだFW加藤が倒されPKを得る。「ベンチスタートを告げられた時は悔しくて泣いてしまったが、出たら絶対に決めてやろう思っていた」と語った加藤自らが決めて再びリードを奪った。

さらに大分西は終了寸前、CKからこぼれ球を途中出場のMF渋谷駿介(2年)が押し込んで、勝負を決める追加点。鶴崎工の反撃を守り切ってついに悲願の初優勝を手繰り寄せた。

「チームの意図を明確に、つなぐサッカーを徹底できた」と語った首藤監督は就任7年目での悲願達成。「応援してくれた人たちのすべての思いを力に変えて選手たちは戦ってくれた。まさに三度目の正直ですね」と笑顔を見せた。

この大会で着用した、スクールカラーのロイヤルパープルを鮮やかにあしらった新ユニフォームは、昨年よりもさらに深みを増した紫で彩られたもの。2年連続の決勝敗退の悔しさを糧としたチームもまた大きく成長し熟成を深めた。スローガンである『西雲の志』をモットーに掲げ、大分西が満を持して全国の舞台へと乗り込む。

(取材・文 安倍令文)▼関連リンク
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