ルカクのメモリアル弾に沈む…日本は対ベルギー初黒星で欧州遠征2連敗
ゲキサカ / 2017年11月15日 13時45分
↓関連ニュース[11.14 国際親善試合 日本0-1ベルギー ブルージュ]
日本代表は14日、ベルギー・ブルージュのヤン・ブレイデルスタディオンで国際親善試合を行い、ベルギー代表に0-1で敗れた。狙いとする守備がハマって粘り強く試合を進めていたが、後半27分に均衡を破られた。過去の対戦成績ではベルギーに2勝2分と負けていなかったが、5度目の対戦で初黒星を喫した。
日本は10日のブラジル戦(1-3)から先発2人を変更。FW久保裕也、MF長谷部誠がベンチスタートとなり、代わってFW浅野拓磨、MF長澤和輝が先発した。長澤はこれがA代表初出場初先発。システムは4-3-3を採用し、GK川島永嗣、4バックは右からDF酒井宏樹、DF吉田麻也、DF槙野智章、DF長友佑都と並んだ。中盤はMF山口蛍をアンカーに置き、インサイドハーフに長澤とMF井手口陽介。3トップは右に浅野、左にFW原口元気、中央にFW大迫勇也が入った。[スタメン&布陣はコチラ]
立ち上がりは日本が積極的な入りを見せる。インサイドハーフの長澤がMFアクセル・ビツェル、井手口がMFケビン・デ・ブルイネという相手のダブルボランチに厳しく寄せるなど、3-6-1のシステムを組むベルギーに対して連動したプレッシングを見せた。
前半13分、山口の横パスがカットされ、カウンターのピンチを招く。FWドリース・メルテンスがドリブルで駆け上がり、右サイドのFWトルガン・アザールに展開。ラストパスにFWロメル・ルカクが飛び込んだが、川島が体を張って抑えた。
徐々にベルギーがボールポゼッションを高め、日本陣内での展開が続く。前半18分、メルテンスの左クロスにルカクが頭で合わせるが、ゴール上へ。同22分にはDFトーマス・ムニエの横パスを受けたデ・ブルイネがフィニッシュに持ち込んだが、シュートは川島が弾き出した。
我慢の時間が続く日本は前半26分、最終ラインから吉田が右サイドに浮き球のパスを送り、酒井宏のアーリークロスに大迫が頭で合わせたが、枠外。同40分には右サイドから井手口がFKを蹴り込み、吉田がヘディングで狙ったが、クロスバーを越えた。
スコアレスで折り返した後半も日本が粘り強いディフェンスで対抗し、ベルギーにボールを持たれながらも決定的な場面はつくらせない。先に動いたのはベルギー。後半15分、メルテンスに代えてFWケビン・ミララスを投入すると、同17分にはデ・ブルイネが下がり、MFムサ・デンベレがボランチの位置に入った。
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