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ルカクのメモリアル弾に沈む…日本は対ベルギー初黒星で欧州遠征2連敗

ゲキサカ / 2017年11月15日 13時45分

 日本も後半17分に最初の交代を行い、長澤に代わってMF森岡亮太が入る。ベルギーは後半21分、ムニエがルカクを狙ったロングボール。飛び込んだ吉田がかわされ、ルカクがPA手前でボールをおさめて左足でミドルシュートを狙ったが、槙野が体を張ってブロックする。日本は同23分、浅野に代えて久保を投入した。

 ここまで我慢強く耐えていた日本だったが、後半27分、ついにベルギーが日本ゴールをこじ開ける。MFナセル・シャドリが左サイドからドリブルで中に切れ込み、久保、森岡を振り切ってPA内に進入。さらに吉田もかわしてPA内左の深い位置までえぐると、ふわりと浮かしたクロスをファーサイドで待ち構えるルカクがヘディングで押し込んだ。

 ルカクはこれがベルギー代表史上最多得点記録となる国際Aマッチ通算31ゴール目。エースの新記録樹立に場内のボルテージも一気に高まり、直後の後半28分、FWディボック・オリジとの交代でベンチに下がった。日本も同じタイミングで大迫に代えてFW杉本健勇を投入。同32分には相手のミスからこぼれ球を拾った杉本が左足ミドルを放つが、GKシモン・ミニョレに阻まれた。

 日本は後半33分、原口に代わってFW乾貴士が左サイドに入る。直後の後半33分、投入されたばかりの乾が左サイドから中に切れ込み、右足でミドルシュート。しかし、これもミニョレの好セーブに阻まれ、同点ゴールとはならなかった。

 ベルギーは後半39分、ビツェルに代えてMFスティーブン・デフール、シャドリに代えてDFジョルダン・ルカクを投入。日本も同41分、それまでのプレーで足を痛めていたか、酒井宏に代わってDF酒井高徳が入った。何とか同点に追いつきたい日本だったが、最後の反撃も及ばず、そのまま0-1でタイムアップ。ブラジル、ベルギーという世界トップレベルの相手に挑んだ欧州遠征は2連敗に終わった。

(取材・文 西山紘平)
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