横浜FMの“えげつないゴール”上回る連続スーパー弾!!C大阪が逆転勝利でACL圏内キープ
ゲキサカ / 2017年11月18日 16時13分
[11.18 J1第32節 横浜FM 1-4 C大阪 日産ス]
3位セレッソ大阪が敵地で5位横浜F・マリノスに4-1で勝利した。前半に先制を許したが、後半に4ゴールを奪う鮮やかな逆転劇。公式戦7連勝を飾り、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位をキープした。
横浜FMは10月29日の第31節・磐田戦(1-2)から先発3人を変更。DF栗原勇蔵が17試合ぶり、DF松原健が4試合ぶり、古巣対戦のMF扇原貴宏が5試合ぶりにスタメン出場した。今季限りで退任となるエリク・モンバエルツ監督は、ホーム最終戦で今季一貫して採用してきた4-2-3-1でスタート。DF下平匠が今季リーグ戦で初めて左サイドバックで先発した。
一方、公式戦6連勝中のC大阪は10月29日の第31節・大宮戦(2-1)および、今月4日のルヴァン杯決勝・川崎F戦(2-0)からスタメン変更はなく、リーグ戦では4試合連続で同じ先発メンバー。4-4-2のフォーメーションも変わらず、代表帰りのMF山口蛍がボランチ、FW杉本健勇が2トップの一角に入った。
3位C大阪を勝ち点2差で追いかける5位横浜FM。ACL出場権を巡る直接対決は、衝撃のゴールで幕を開けた。前半13分、左サイドのMFダビド・バブンスキーが追い越してきた下平に一度預け、相手の最終ラインが下がったところでリターンパスをもらう。シュートを打つにはやや遠い位置に思われたが、バブンスキーは中央へ持ち出し、PA後方左から果敢にも右足を強振。地面すれすれを無回転で飛んでいったボールがワンバウンドして右ポストの内側を叩き、ゴールに吸い込まれた。
バブンスキーは3月4日の第2節・札幌戦(3-0)以来、30試合ぶりとなる得点で今季3ゴール目。札幌戦では敵将の四方田修平監督に「えげつない」と言わしめる鮮烈ボレーを見せたが、その時に勝るとも劣らないワールドクラスの一撃で均衡を破った。
C大阪は失点後、ほとんどの時間を敵陣で過ごし、横浜FMを押し込み続ける。前半32分、MF清武弘嗣の縦パスを受けた杉本がPA内右から右足でシュートを放つも、GK飯倉大樹に触られてゴール左外へ。さらに同33分、清武の浮き球のパスに合わせたMFソウザのヘディングは左ポストの外側を通過し、同アディショナルタイム1分に山口のインターセプトからFW柿谷曜一朗が右足で打ち込んだ強烈なシュートもGK飯倉の正面を突き、無得点で前半を折り返した。
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