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昌平が埼玉4冠達成!全国準決勝、決勝で埼玉スタジアムに戻ってくる!

ゲキサカ / 2017年11月20日 6時55分

昌平高が埼玉4冠を達成

[11.19 選手権埼玉県予選決勝 昌平高 2-1 浦和西高 埼玉]

 昌平が埼玉4冠達成! 第96回全国高校サッカー選手権埼玉県予選決勝が19日に埼玉スタジアム2002で開催され、ともに今夏のインターハイに出場した昌平高と浦和西高が激突。昌平が2-1で勝ち、3年ぶり2回目の全国大会出場を決めた。

 今年、埼玉県の新人戦、関東大会予選、そしてインターハイ予選でも優勝している昌平に対し、浦和西はインターハイ予選決勝で昌平に敗れているものの、30年ぶりとなるインターハイ出場。選手権予選でも34年ぶりとなる決勝戦へ駒を進めてきた。

 立ち上がり、互いにサイドからの崩しでシュートチャンスを作ったが、時間が経つにつれて、昌平がゲームをコントロールしていく。浦和西はMF田中隆太郎主将(3年)を中心に守備ブロックを形成。相手が縦パスを入れてきたところに狙いを定めたのに対し、昌平は最終ラインからMF原田虹輝(2年)やMF古川勇輝(2年)らが絡みながら細かく、正確にボールを繋いで相手を押し込むと、コンビネーションから前を向いたMF山下勇希(3年)や大宮内定FW佐相壱明(3年)が縦へ切れ込もうとする。

 そして、25分には右サイドからカットインしたSB塩野碧斗(3年)の左足シュートがクロスバーをかすめた。だが、浦和西はCB福与航大(3年)が身体を張って食い止めるなど根気強い守り。逆に34分にはFW森喜紀(2年)のラストパスで抜け出したFW遠藤寛紀(3年)がGKをかわしながら右足シュートを放つ。決定的なシーンだったが、これは昌平・藤島崇之監督が「(チームには)緑川が後ろにいるという安心感がある」という絶対的守護神・緑川光希(3年)が見事な反応で止め、0-0のまま前半を折り返した。

 後半、トップ下の山下をボランチに下げるなど、中盤の配置を入れ替えた昌平に対し、浦和西は市原雄心監督が「前半、ラインが低かったので後半に修正した」というように、DFラインが全体を押し上げる。その浦和西は、7分にMF楮本颯(3年)の仕掛けからFW高橋岬生(3年)がシュート。10分には左SB田村駿弥(3年)の右ロングスローをニアでそらすと、胸トラップした遠藤が右足を振り抜く。だが、シュートはわずかにポストの右。浦和西がチャンスを逸した直後に昌平が先制点を奪った。

 13分、昌平は中盤右サイドから原田が蹴り込んだFKをタイミング良くニアへ飛び込んだCB関根浩平(2年)がヘディングシュート。GKの手を弾いた一撃がそのままゴールネットへ吸い込まれた。先制した昌平は石井優輝主将(3年)と関根のCBコンビが安定した守りを見せ続け、中盤で山下が相手の反撃の勢いを止めるなど隙を見せない。

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