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[東海]静産大が逆転Vで2連覇達成!上位対決制した中京大はインカレ出場:第22節

ゲキサカ / 2017年11月21日 9時2分

首位返り咲きの静岡産業大が2連覇を達成した

 第56回東海学生サッカーリーグ1部の最終節となる第22節が18日に各地で行われた。2連敗で2位に落としていた静岡産業大が3試合ぶりに勝利。首位・常葉大学浜松キャンパスが敗れたため、静産大が勝ち点1差で再び首位に返り咲き、2連覇を達成した。

 前節を終えた時点で、首位・常葉大浜松(勝ち点50/+26)と2位・静産大(勝ち点48/+23)の勝ち点差は2。また常葉大浜松と直接対決となる3位の中京大(勝ち点47/+32)にも逆転Vの可能性が残されており、優勝争いは最終節で決着を迎えることとなった。

 逆転優勝が懸かる2位の静産大は、大学選手権(インカレ)出場圏内の3位以内に入る可能性がわずかに残る4位の東海学園大と対戦。先制を許した静産大だが、前半30分からの10分間で3得点を決めて逆転に成功する。後半はシーソーゲームとなるが東園大は1点及ばず、静産大が4-3で粘りの勝利。静産大の優勝の行方は同時刻開催の首位・常葉大浜松の結果次第となった。

 勝利で自力優勝の首位・常葉大浜松は3位・中京大との直接対決に臨み、拮抗状態のまま0-0で後半に折り返す。すると、中京大は後半8分にMF大城佑斗(3年=中京大中京高)を投入し、同33分にその大城が値千金の決勝弾。1-0で勝利を収めた中京大が3位以内確定でインカレ出場権を手にし、常葉大浜松は13試合ぶりとなる痛恨の黒星で最終節を終えた。

 最終節終了時点で、静産大が3試合ぶりの勝利で勝ち点51(+24)とする。一方、勝利した中京大は勝ち点50(+33)で2位に上がり、後期初黒星の常葉大浜松が勝ち点50(+25)で3位に下がり、勝ち点1差で2校を上回り首位再浮上となった静産大がリーグ戦2連覇を達成した。

 12月13日に開幕するインカレの出場校3枠は、第1代表・静産大(2年連続12回目)、第2代表・中京大(3年連続39回目)、第3代表・常葉大浜松(2年ぶり10回目)に確定している。

 優勝争いと同じく最終節まで持ち越したのが、1部残留争い。最終節を迎えた時点で残留圏の9位に静岡大(勝ち点16/-22)、10位に名古屋商科大(勝ち点16/-23)、降格圏の11位に名古屋学院大(勝ち点16/-28)、最下位12位に中部大(勝ち点13/-27)と勝ち点3差の中で4校が並んでおり、最終節の勝敗で順位が大きく変わる可能性が残った。

 しかし直接対決となった9位・静大と10位・名商大の対戦は、FW内海徹也(4年=川和高)の2ゴール1アシストの活躍で静大が5-1で快勝する。また11位の名院大は8位の岐阜経済大に1-4で敗戦し、最下位・中部大も7位・四日市大に1-4で敗戦。よって下位グループに順位変動はなく、11位の名院大と最下位の中部大が無念の2部降格となった。

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