喜び噛み締める浦和FW武藤「悔しい思いで表彰台を見ていたこともある」
ゲキサカ / 2017年11月26日 4時24分
[11.25 ACL決勝第2戦 浦和1-0アルヒラル 埼スタ]
時計の針は後半43分を指そうとしている。残された時間はわずかに2分だった。0-0のまま試合を終えれば、アジア王者となる状況の浦和レッズ。しかし、FW武藤雄樹の右足から蹴り出されたパスが、この試合唯一となるゴールへとつながった。
ルーズボールが武藤の元へ向かってくると、周囲を確認して右足ダイレクトで前線へとパスを送る。ボールに反応したFWラファエル・シルバが相手と入れ替わって鮮やかに抜け出すと、強烈な右足シュートをゴールネットに突き刺して決勝点が生まれた。
「結果的にはアシストになるかなと思うけど、ただラファに出しただけだし、ラファがすごかっただけ。ああいうところで決めてくれるのは本当に素晴らしいと思う」。ゴールを陥れた仲間に感謝を示した武藤だが、彼の好判断がなければ当然得点は生まれなかった。
1-0の勝利を収め、チームは10年ぶりにアジアの頂点へとたどり着いた。「僕も浦和に来て3年目だけど、悔しい思いをして表彰台を見ていたこともあるけど、優勝して皆で笑い合えた。優勝できたこと、そしてサポーターの皆さんの期待にチームとしてしっかり応えられたことは、本当にうれしい」と充実した表情を浮かべた。
(取材・文 折戸岳彦)●ACL2017特設ページ
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