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延長後半ATにMF田中主将が劇的V弾!桐光学園は2-0から3失点も、再逆転して3連覇王手!:神奈川

ゲキサカ / 2017年11月26日 13時48分

 大逆転した三浦学苑イレブンはスタンドの応援団の下へ駆け寄って喜びを爆発させる。桐光学園は直後、大学受験のため試合開始直前に会場到着したDF渡辺大智(3年)を投入。負傷明けで後半11分から出場したFW倉持快(3年)や左足を武器に持つ渡辺、前線から気迫の守りを見せた田中らが三浦学苑ゴールへ押し寄せた。

 三浦学苑の枝村隼人監督が「ひっくり返した後に受け身になってしまった」と残念がっていたが、桐光学園が押し込み続ける。そして28分、桐光学園は右クロスを中央で身体を張って繋ぐと、倉持がDFをブロックしながらコントロール。そして右のスペースへ持ち出すと、角度のない位置から右足シュートを突き刺して同点に追いついた。

 桐光学園は一気に逆転を狙うが、飲み込むことはできず、試合は延長戦へ突入。互いにセットプレーなどからゴールへ迫るも、スコアが動かないまま迎えた延長後半アディショナルタイムに劇的な決勝点が生まれる。桐光学園は渡辺の左CK後の混戦から最後は田中が左足で決めて勝ち越し。桐光学園のスカイブルーのユニフォームが歓喜に舞う。直後に試合終了を迎え、桐光学園の決勝進出が決まった。

「(延長戦では)俺らの方が絶対に走れると言っていた。合宿が心の支えになっていると思います」と倉持。取り組んできたトレーニングの量と質が桐光学園の選手たちの自信になっていることは間違いない。この日は3失点したものの、個々が守備意識高く戦うことを徹底している部分も結果に結びついている。だが、シーズン前半戦で非常に苦しい経験をしてきただけに、選手たちに慢心は見られない。

 田中は「流れに乗れるような勝ち方をしていると思うので、まず一週間良い準備して決勝に臨みたい。(自分たちの方を)下から見て、下から行けるように来週もやっていきたいと思っています」。王者は挑戦者として決勝戦に臨み、残り1枚となっている全国大会出場への切符を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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