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日本vs中国 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年12月13日 3時55分

 相手は3バック、4バックを使い分けてきたが、それもしっかりトレーニングしてきた。守備のブロックはこう使おうとか、オフェンスではこうしようとか、ベースとしては早いプレーを心がけた。1試合目になかった背後をより強く要求した。1試合目と2試合目ではまったく違ったプレーが見られた。我々も1試合目をしっかり分析してトレーニングしてきた。選手には良い内容の試合、そしてハードワークしてくれたことについてありがとうと言いたい。出場した選手全員が良い試合をしてくれた」

─昌子のリーダーシップをどう評価しているか。小林は以前招集したときから変化を感じるか。
「昌子だが、素晴らしいゴールだった。シュートは揺れるような軌道を描いて入った。選手たちには『シュートを打て、シュートを打て』と言っている。今日は15本のシュートを打った。もちろん打ったシュートが全部入るわけではないが。小林は素晴らしいシーズンを送って、より得点が取れるようになった。A代表にしばらく呼ばなかったのは、A代表のリズムになかなか乗れなかったからだ。今はアグレッシブに背後に行って、しっかり落としてからまた背後に行く。常にもらえるような状態をつくってくれる。守備にも戻ってプレッシャーをかける。さらに2、3点、重要なゴールを決められるチャンスがあった。それを決められなかったのは残念だが、かなり高いレベルで次への候補に入ると思う。サイドもできるし、真ん中もできる。以前は少し軽かったが、今はかなりアグレッシブに戦えるようになった。フィジカルコンタクトも強くなって、相手にしっかり抵抗できるようになった。このように続けてほしい。よりよい準備ができると思う。今後も良いパフォーマンスが続けば、私も見続けるし、候補に入れたいと思う。ただ、23人の中にだれが入るかというのはだれにも約束できない。

 正直に言うと、最初は今野にキャプテンをやらせたかった。ただ、今野はキャプテンマークが非常に重要だと考えていて、自分がキャプテンをしていいのか、そういう資格があるのかという謙虚な人間なので、彼ともディスカッションして、『監督が要求するように自分はしっかりしゃべるから、僕はキャプテンじゃなくて、他の人にしてくれ』と。コミュニケーションの話をすると、大島もかなりしゃべるようになった。みなさんが想像するよりしゃべっている。今野は素晴らしいゲームをした。タクティクスのディシプリンが素晴らしかった。守備も良かったし、アンカー役でしっかり攻撃もオーガナイズできていた。今日は左サイドによくパスを出していたが、植田が右で上がっていたので、右に出せればもっとよかった。右サイドへのサイドチェンジができれば完璧だった。それでも素晴らしいゲームを今野はしてくれた。UAE戦のような今野が戻ってきた。このパフォーマンスをキープして、数か月続けてほしい。昌子は『クリアしたかった』と言っていた。しかも誕生日は12月11日だった。絶対に入らないと思っていたが、祝福してあげてほしい」

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