強い相手を倒して上へ。野心的な初出場校、東京国際大が初陣白星
ゲキサカ / 2017年12月13日 22時25分
[12.13 全日本大学選手権1回戦 東京国際大 2-0 北海道教育大岩見沢校 江戸川]
13日、第66回全日本大学サッカー選手権(インカレ)1回戦が行われ、初出場の東京国際大(関東6)が北海道教育大岩見沢校(北海道)に2-0で勝利。東京国際大は16日の2回戦で阪南大(関西3)と戦う。
強化指定クラブになって10年目で部員は500人という大所帯。野心的な初出場校、東京国際大がインカレ初陣で初白星を飾った。北海道王者の北海道教育大岩見沢校相手に押し気味に試合を進めた東京国際大は前半43分、左オープンスペースへ放り込まれたロングボールをFW町田ブライト(3年=成立学園高)がDFと競りながら強引に収めてPAへ侵入。カバーに入った北海道教育大岩見沢校DFがスライディングタックルで止めたが、このプレーがファウルを取られ、PKを献上してしまう。
PKキッカーを務めた東京国際大MF安東輝(4年=浦和ユース)の右足シュートは、この日再三の好セーブを見せたGK 福永浩哉(4年=札幌光星高)がストップ。だが、跳ね返りを安東が右足で蹴り込んで東京国際大が先制した。
東京国際大は後半開始直後にもDF背後のスペースを突いたFW進昂平(4年=浦和ユース)の右足シュートが右ポストを叩く。相手のパワフルな動き、また精度の前に劣勢となった北海道教育大岩見沢校だが、徐々にスピードにも慣れ、187cmCB重森剛司(4年=広島観音高)や、167cmと小柄ながらも高い守備能力を見せるCB深井祐希(3年=北海道大谷室蘭高)中心に相手の攻撃に食い下がっていた。
そして、中央からサイドへ流れるFW佐賀俊之輔(3年=北海道札幌清田高)やFW中本峻平(2年=広島観音高)の突破などサイドからの攻撃でセットプレーやシュートチャンスを増やしていく。だが、東京国際大は来季の山口加入内定が発表されたCB楠本卓海(4年=大成高)が「トーナメントの戦い型を意識してやった。まず攻撃ではなく、守備から意識して戦いました」というように、守備に重きを置きながらシンプルに相手の裏を狙うことを徹底する。
抜群の高さを示していた楠本やCB國井拓也(4年=昌平高)、GK古島圭人(4年=帝京高)中心に相手のクロスやセットプレーを跳ね返す一方、相手のパスがわずかでも緩かったり、トラップが大きくなったりすれば、各選手が容赦なく距離を詰めてボールを奪い取っていた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]「後半に強い」前橋育英の伝統を表現し、西武台に逆転勝ち。MF松下歩夢の目標は日本一、「この仲間となら乗り越えられる」
ゲキサカ / 2024年5月12日 12時32分
-
[プリンスリーグ関東2部]前への姿勢が出た西武台と、2戦連続無失点の桐光学園。次へ繋がるドロー
ゲキサカ / 2024年5月11日 21時16分
-
大成が初の関東切符獲得。新たなチャレンジで「戦う」力を強化し、大一番で「歴史と人生を変える」を実現
ゲキサカ / 2024年5月3日 7時41分
-
[関東大会予選]日大豊山が初の「東京代表」に!80分間走り、戦い続けて選手権3位の堀越を1-0撃破
ゲキサカ / 2024年5月2日 12時57分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]“相手の土俵”で負けず、FKから決勝点。西武台が開幕戦を制す
ゲキサカ / 2024年4月22日 16時26分
ランキング
-
1レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
4巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
5今永昇太無双!また7回0封、メジャー最高の防御率0・84もファン落胆 「カブスは今永を無駄にしてる」「援護してあげて!」
iza(イザ!) / 2024年5月19日 8時20分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください