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遠藤保仁が赤裸々告白…“捨てパス”へのこだわり、将来の監督転身への思いも

ゲキサカ / 2017年12月14日 14時52分

 そのほか、プロ生活20周年に際し、サッカー界全体の変遷にも言及。「僕が(プロに)入ったときは今のようにフィジカル重視のサッカーというよりは、テクニックとかそっちの方が多かったかな」と振り返り、自身が理想とするスタイルについて「簡単に言うとバルセロナ」「(もっと)分かりやすく言えば、めちゃくちゃ点を取っていたときのガンバみたいなイメージ」と語った。

 サッカーの話ではより深い内容にも踏み込み、遠藤はポゼッションサッカーに不可欠な“捨てパス”について持論を展開。「無駄と言われれば無駄かもしれないです。今の日本代表監督(バヒド・ハリルホジッチ)だったら無駄と言われるでしょうし、今の名古屋の(風間八宏)監督だったら無駄じゃないと言われるでしょうし、それは監督の好き嫌い。ただ僕は好きなので、無駄に見えたパスでも無駄ではない。実際、無駄なときもありますけど、それでもたくさんボールに触った方がいいと思うので、そういうパスは必要かなと思います」と、日本屈指のパサーとしての矜持をうかがわせた。

 ファンからの質問コーナーでは「将来的に監督をやりたいか」という問いに対し、「ライセンスを取りに行くのはちょっとめんどくさいなとは思っていますけど」と冗談をまじえつつ、「監督はやりたいですよ。チームを動かしたいなとは思います」とキッパリ。指揮を執りたいチームについては「どこでもいいですかね。でも、どこが一番の目標かというと、海外のクラブとかになるんでしょうけど。もちろんガンバも率いたいとは思います。代表の監督はものすごいプレッシャーがあるので、そこはあんまり今のところ興味はないです」と話している。

 トークショーのあとは個別の写真撮影および握手会、遠藤のサイン入りスパイクを懸けたじゃんけん大会、そして2回に分けて集合写真の撮影が実施された。遠藤は最後に「今日はありがとうございました。来季以降も何年やるか分かりませんけど、まだまだ自分を磨いていいプレーを見せていきたいなと思いました」とファンに挨拶。あらためて決意を新たにした様子だった。

(取材・文 阿部哲也)
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