日本代表MF倉田、MF井手口の高校時代は?彼らを作り上げてきた「熱さ」と「冷静さ」、信念…
ゲキサカ / 2017年12月15日 9時7分
ガンバ大阪の日本代表MF倉田秋と日本代表MF井手口陽介が11月22日、『NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYD』の特別コーチとして関西大一高(大阪)の選手たちを指導した。2人はG大阪ユース出身。これまで、高体連のトレーニングを見ることも、指導側に回ることもなかったということで「伝え方が難しいです」と苦笑いしていたが、テーマである“Play fire, Play ice”に絡めて選手たちにメッセージを送っていた。
高校時代に日本クラブユース選手権優勝を経験している倉田は当時について「熱さが無かったです」と苦笑いしながら振り返る。とにかくサッカーが好きで、サッカーを一番に送っていたという日々。試合中、声はあまり出さなかったというが、「遊び心は持って、相手をどうおちょくってやってやろうと思ってやっていた」と明かす。
もちろん、高い技術がベースにあることは間違いないが、試合では熱くなりすぎることなく、遊び心を持ちながら、相手の動きを冷静に見極めて突くようなプレー。それで異彩を放ち、トップチームへの昇格を勝ち取った。プロ入り直後に壁にぶち当たったこともあるというが、「周りに流されないことが一番大事」「自分に満足したことがどの試合も一度もない」と語る倉田は信念を曲げずに前を見続けて、G大阪の10番、日本代表へと上り詰めてきている。
だからこそ、高校生たちに向けては「周りに何言われても、全員違うと言われても、俺は変える必要はないと思う。それで失敗するのと、人に言われて失敗するのと全然違う。自分のファーストインプレッションを大事にしていいと思う」とエールを送る。自分がそうだったように、掲げた目標に対して迷うことなく突き進んで欲しいという思いがあるようだ。
一方、井手口は中学進学時に地元・福岡を離れ、G大阪ジュニアユースへ加入。「好きでサッカーやっていた。考えてサッカーしたこともないし、自分の感覚でやっていましたね」という井手口は17歳でG大阪とプロ契約したように、中学時代も高校時代も“飛び級”していた彼は、年上の中でも思い切りプレーすることで成長を遂げてきた。当時、ユースチームの梅津博徳監督(現G大阪ジュニアユース監督)から言われて印象的だったのは「心は熱く、頭はクールに」ということ。それは現在、意識しなくても自然と表現できるようになっているという。
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