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インハイ優勝に続き、プレミア昇格も決定。流経大柏は選手権で3大目標達成へ

ゲキサカ / 2017年12月18日 21時53分

流通経済大柏高は選手権で3大目標達成を狙う

[12.17 高円宮杯プレミアリーグ参入戦決勝戦 流通経済大柏高 5-1 徳島ユース 広島一球]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プレミアリーグ参入戦のブロック決勝が17日に行われ、Cブロックでは流通経済大柏高(関東2、千葉)が徳島ヴォルティスユース(四国、徳島)に5-1で快勝。流経大柏は1年でのプレミアリーグ復帰を決めた。

 流経大柏の本田裕一郎監督は「一年で帰れたのは大きい」とホッとした表情を見せた。11年のプレミアリーグ創設時からのオリジナルメンバーである流経大柏は、MF小泉慶(現新潟)らを擁した13年に高体連チームとして初のプレミアリーグEAST、チャンピオンシップ優勝。だが、16年はプレミアリーグEASTで9位に終わり、初の降格を喫していた。

 だが今年、プレミアリーグ復帰とインターハイ優勝、選手権優勝の3つの大目標を掲げてシーズンをスタートした流経大柏は、インターハイで9年ぶりの全国制覇。また、MF宮本優太主将(3年)が「自分たちも1年でプレミアに上げてやるぞと思えたので、一丸となってやれた」というプリンスリーグ関東でも後半戦で7勝1分1敗の快進撃を見せて2位でプレミアリーグ参入戦進出を果たす。そして、PK戦までもつれ込んだ大阪桐蔭高との1回戦を制すと、この日は四国王者の徳島ユースに攻守のスピード、力強さで差をつけて快勝を収めた。

 流経大柏は試合開始からわずか2分で先制点を奪う。左MF鬼京大翔(3年)が一度失ったボールを奪い返すと、自らシュートコースを作り出して右足コントロールショット。これをゴール右隅に決めた。

 だが、徳島は13分、細かくボールを動かしてからFW八木祐哉(2年)が右足一閃。弾丸ミドルをゴール右上隅に突き刺して同点に追いついた。これで「やれる」という自信もついたか、先発9人が1、2年生の徳島はMF桒原呂偉(3年)やMF松原蓮(1年)を中心に、相手の逆を取りながら丁寧にボールを繋いで前進。エースFW藤原志龍(2年)がプレッシャーを受けながら強引に突破を図るなど、自分たちが積み上げてきたサッカーで強敵にトライしていく。

 だが、羽地登志晃監督が「もっと相手の逆を取ったり、プレスを無理だと止めざるを得ないような状況を作るのが僕らのスタイルであるけれども、そうさせられなかった。取れると思わせてしまった」と話したように、流経大柏のプレスの速さ、強度は普段から感じてきたものとは違った。流経大柏は連続したプレッシングで徳島からボールを奪うと、迫力ある攻撃を連発。サイドの高い位置からのパス交換やセットプレーで徳島ゴールに襲いかかっていく。

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