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GKも交代!前橋育英は交代枠5つをフル活用、悲願の初Vへ盤石5発発進

ゲキサカ / 2018年1月3日 0時27分

10番のFW飯島陸(3年)が4ゴールの大活躍

[1.2 全国高校選手権2回戦 初芝橋本高0-5前橋育英高 ニッパツ]

 第96回全国高校サッカー選手権は2日、2回戦を行い、ニッパツ三ツ沢球技場の第2試合では前回大会準優勝の前橋育英高(群馬)が初芝橋本高(和歌山)に5-0で大勝し、好発進した。明日3日の3回戦では富山一高(富山)と対戦する。

 DF後藤田亘輝(3年)、DF松田陸(3年、G大阪内定)、DF角田涼太朗(3年)、DF渡邊泰基(3年、新潟内定)の4バックにMF田部井悠(3年)、FW飯島陸(3年)と、準優勝した前回大会のレギュラーを6人残す前橋育英が序盤から初芝橋本を圧倒した。

 前半7分、左サイドから渡邊がアーリークロスを入れ、飯島が胸トラップからフィニッシュまで持ち込むが、GK濱田太郎(3年)がセーブ。同8分には田部井悠の左CKからセカンドボールを飯島が強烈なミドルシュートで狙ったが、ここも濱田のファインセーブに阻まれた。さらに同9分、田部井悠の双子の弟でもあるMF田部井涼主将(3年)の右CKから最後は松田がシュート。しかし、またも濱田が左足で止めるビッグセーブを見せた。

 先取点へ攻勢を強めていく前橋育英は前半11分、右サイドを駆け上がった後藤田が意表を突くミドルシュート。これは惜しくもクロスバーを叩いたが、同16分、ついにゴールをこじ開けた。MF塩澤隼人(3年)の縦パスからMF五十嵐理人(3年)がワンタッチで前線にスルーパス。スペースに走り込んだ飯島が右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。

 2年生から10番を背負うエースは前回大会の1回戦・明徳義塾戦(3-0)でも先制点を決めており、2大会連続でチームの第1号ゴールをマークした。前半25分には五十嵐のスルーパスに抜け出したFW榎本樹(2年)がGKを引き付けて横パス。飯島は無人のゴールに流し込むだけだったが、シュートはGKに当ててしまい、追加点の絶好機を逃した。

「前半、1点取ったあとにビッグチャンスがあったが、決め切れなかった」とは前橋育英の山田耕介監督。前半のシュート数は10本対0本。前半32分にも飯島のダイビングヘッドがゴール左へ外れるなど、飯島は一人で4本のシュートを放ったが、2点目を取り切れない。前半で1-0というスコアには物足りなさも残るほどだったが、後半に入ると、その飯島が爆発した。まずは後半立ち上がりの4分、榎本がPA内右で仕掛け、右足でシュート。GKが弾いたボールを飯島が押し込んだ。

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