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前橋育英が上田西に6発完勝で2年連続決勝へ、悲願の初Vへ流経大柏と激突!!

ゲキサカ / 2018年1月7日 1時11分

前橋育英は前半27分にエースのFW飯島陸(3年)が追加点

[1.6 全国高校選手権準決勝 上田西1-6前橋育英高 埼玉]

 第96回全国高校サッカー選手権は6日、埼玉スタジアムで準決勝を行った。第2試合では長野県勢初の4強入りを果たした上田西高(長野)と前回大会準優勝の前橋育英高(群馬)が対戦し、前橋育英が6-1で完勝。2大会連続3回目の決勝進出を決めた。悲願の初優勝を懸け、8日の決勝では流通経済大柏(千葉)と対戦する。

 前橋育英は3日の3回戦・富山一戦(1-0)で右膝上を打撲したMF田部井涼主将(3年)が前日5日の準々決勝・米子北戦(3-0)に続いてベンチスタート。米子北戦と同じスタメンとなり、田部井涼の代役ボランチは2試合連続でMF秋山裕紀(2年)が務め、MF塩澤隼人(3年)がキャプテンマークを巻いた。

 序盤から上田西を押し込む前橋育英は前半7分、相手PA内のゴールライン際でMF田部井悠(3年)がボールを奪い、マイナスに戻してFW飯島陸(3年)が右足でシュート。その直後にも上田西DF田辺岳大(3年)のクリアミスを突いた飯島がシュートを狙うが、いずれも枠を捉えられなかった。

 立ち上がりのチャンスは生かせなかったが、前半24分、セットプレーから先制に成功する。田部井悠の左CKからニアに走り込んだDF松田陸(3年、G大阪内定)がヘディングで合わせ、ファーサイドに流し込んだ。

 上田西はその直後、失点前から準備していたFW田中悟(2年)をDF岡崎竜斗(3年)に代えて投入。早い時間に動くが、前橋育英の流れが続く。前半26分、田部井悠の左CKからセカンドボールをキープした秋山が自らドリブルでPA内に進入。折り返しのこぼれ球をDF渡邊泰基(3年、新潟内定)が狙ったが、GK小山智仁(2年)の好セーブに阻まれた。

 攻勢を続ける前橋育英は前半27分、PA手前で縦パスを受けたFW榎本樹(2年)が反転してエリア内に走り込む飯島に絶妙なラストパス。飯島は切り返しから右足でゴール左隅に流し込み、今大会6得点目となる追加点を奪った。

 防戦一方だった上田西も直後の前半29分、右からのパスをFW根本凌(3年)がPA中央から右足でゴール左隅に流し込む追撃ゴール。県大会から7試合連続無失点中だった前橋育英の堅守を破り、1-2と1点差に追い上げると、同31分には早くも2枚目のカードを切り、FW上原賢太郎(3年)に代えてFW田嶌遼介(3年)を投入した。

 システムも3バックから4バックに変更して前橋育英の猛攻に耐える上田西。前半33分の榎本のシュートはGK小山が弾き、同34分のCKからのピンチも小山がファインセーブを見せる。守護神が奮闘するが、前橋育英はそれを上回る攻撃力を発揮。前半35分、カウンターから榎本のスルーパスに抜け出したMF五十嵐理人(3年)が俊足を飛ばしてDFを振り切り、前に出てきたGKの動きをよく見て右足でゴール右隅に流し込んだ。

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